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ボルボXC40リチャージが「EX40」に名称変更、特別仕様車も同時発売
2024年9月11日、ボルボ・カー・ジャパン株式会社は、リチャージのプロダクトライン名称廃止にともない「XC40 リチャージ」を「EX40」に、ハイエンドグレード「アルティメット」も「ウルトラ」に名称変更し、オンラインにて販売を開始した。また、改名を記念して特別仕様車「EX40 ウルトラ シングルモーターブラックエディション」も同時に発売された。
EVだとすぐにわかるモデル名に変更された
ボルボは従来、EVやPHEV(プラグインハイブリッド車)など電気駆動のモデル名の末尾に「Recharge(リチャージ)」を入れ、エンジン駆動のグレード/モデルと区別して販売していた。
しかし、2023年...
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ボルボが2030年の全EV化計画を撤回!? 一方で着々と進むSDV化計画に注目
欧州や北米市場でのEV販売不振により、欧米メーカーの電動化計画の撤回、あるいはその見直しが相次いでいる。ボルボは2030年までに全ラインナップのEV化を宣言していたが、去る2024年9月4日(現地時間)、ついにその計画が撤回されたと各種メディアが報じた。だが、公表されたリリースや現地で5日に開催された投資家向けイベントの内容を見る限り、ボルボはEVシフトを鈍化させるのではなく、むしろSDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)化を加速させていることが見えてきた。(タイトル写真は併売されるXC90(PHEV)[左]とEX90(EV)>
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【海外トピックス】フォルクスワーゲン、ドイツ工場閉鎖を検討のインパクト
2024年9月2日、フォルクスワーゲン(以下VW)は、厳しい経営環境の下でのコスト削減の進捗が不十分なため、競争力が低下しているドイツの生産工場の閉鎖を検討し、1994年以来維持している6つの主力工場での2029年までの雇用保証も破棄する旨を発表しました。もしそうなれば、欧州最大の自動車メーカーであるVWの87年の歴史において初めてのドイツ国内工場閉鎖となり、このニュースは瞬く間に全欧州を駆け巡りました。4日には本社ヴォルフスブルグで従業員に向けて説明集会が行われましたが、これには2万5000人ものワーカーが詰めかけて巨大なデモの様相さえ呈し、VWのグループワークスカウンシル(労使協議会...
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英ボクスホールがEVとHVを同価格で販売、この大胆戦略の背景にあること
2024年8月28日、英ボクスホールが新型コンパクトSUV「フロンテラ」を発表した。EVと48VマイルドHVをラインナップするが、驚くのはその価格設定だ。なんと、どちらも「税込2万3495ポンドから」と発表された。とかく割高感があったEVがついにHVと同じ価格になったと英国では大変な話題となっているようだ。一方、親会社であり車両供給元の独オペルからもバッジ違いの同名モデルが発売されたが、こちらは世の常識に倣いEVのほうがかなり高い。果たして、ボクスホールの思惑とは何なのか。(タイトル写真はEVとHVの同一価格を実現したボクスホール「フロンテラ」)
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2025年からEVはSDVとともに次のステージへ。BMWとホンダに見る開発最前線
2025年はEVにとって大きな節目の年となりそうだ。動力を内燃機関からモーターに置き換えるのがいままでの流れだとすれば、2025年以降はソフトウェア主導の新世代EV(いわゆるSDV:Software Defined Vehicle)が続々登場して “クルマ”でできること=世界観が大きく変わり始める。その最前線から、いまもっともアグレッシブな姿勢を見せる、BMWとホンダの動向を俯瞰してみた。(タイトル写真はBMWが2024年5月に公開したコンセプトモデル「スカイトップ」のデザインイメージ)
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【海外トピックス】立て直しを図るメルセデス、勢いに乗るBMW。独プレミアムの明暗
前回はアメリカのGMとフォードの2024年上半期決算発表の内容を見ましたが、今回はドイツのプレミアムカーの両雄メルセデス・ベンツとBMWの上半期決算発表からわかることを紹介します。コロナ禍や半導体不足から回復して好調だった前年と比べると市場競争は激化し、電動化やデジタル化への投資が嵩む厳しい経営環境下で、ドイツ高級車のライバルの明暗は分かれているようです。(写真は、今年4月に部分改良されたメルセデス・ベンツEQS。バッテリーを118kWhに増強して航続距離を799kmに伸ばし、評判の芳しくなかった卵形のデザインを修正すべくフロントグリルを一新しエンブレムをボンネット上に据えた)