Official Staff
【全固体電池の最前線】シャオミも名乗りを上げた、無充電1000kmオーバー耐久レースの現在地
「夢の電池」と呼ばれる車載用の全固体電池(SSB:Solid State Battery)の開発競争がさらに熱を帯びてきた。先行していたトヨタ、ホンダ、日産などの国産車メーカーを、米欧中が急速に追い上げている。去る2025年6月17日には、目下、絶好調のXiaomi(シャオミ)も自社開発の全固体電池の特許を公開。いまや日米欧中が入り乱れて、夢の電池の開発競争に明け暮れている。1回の満充電で1000km以上の航続距離を実現すると言われる全固体電池、果たしてそのウイナーは?(タイトル写真はシャオミの最新モデルYU7)
Official Staff
モメンタ、ファーウェイに続きシャオミとの提携も発表、急速に現地化が進むトヨタの中国戦略
2025年6月13日、トヨタと中国の広州汽車集団との合弁ブランドである広汽トヨタ自動車(以下、GACトヨタ)は、すでに発表されているモメンタ(momenta)、ファーウェイ(Huawei)との協業に加え、新たにシャオミ(Xiaomi)との提携を発表した。来年第一四半期に発売予定の上級セダン「bZ7」には、中国テック大手3社の技術がそろい踏みで搭載されることになる。急速に現地化を進めるトヨタの戦略「China R&D 2.0」が、いよいよ明確になってきた。
現地テック大手3社と同時に提携する初の合弁ブランドに
「2025 Technology Day」イベントで、GACトヨタが今後の電動化...
Official Staff
12年ぶりの上海モーターショーで見えた中国自動車社会の変貌。5年後に欧州の高級車は上海から姿を消す!?
2025年4月23日から5月1日まで中国・上海市で開かれたモーターショー「Auto Shanghai 2025」に12年ぶりに出かけると、その変化の大きさに目を見張りました。国内便の主要発着場である虹橋(ホンチャオ)空港には巨大な鉄道のターミナル駅やショッピングモールが隣接し、2016年にオープンした「国家会展中心(上海)」は地下鉄2号線で空港の次駅から徒歩数分と至便な立地にあります。中心部の観光名所である外灘(ワイタン)の夜景は煌びやかさを増し、そこから西に伸びる南京東路は平日でも多くの人で賑わっています。若者に人気のトレンディな張園・茂名北路や、ハイブランド店が立ち並ぶ静安寺周辺では...
Official Staff
新型レクサスESは初の「Arene OS」搭載車か。上海モーターショーで語られなかった超重要ポイント
2025年4月23日、上海モーターショーで世界初公開された新型レクサスESは、2026年春をめどに日本・米国・欧州・中国ほかグローバルで販売開始される。レクサスによる次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルでもある。最新の技術と機能が目白押しだが、それを実現する「ある事実」についてはほぼ触れられていない。実は、トヨタが開発している車載OS「アリーンOS(Arene OS)」をはじめて搭載した車両である可能性が非常に高い。つまり、トヨタ/レクサス初の本格SDVだ。(タイトル画像:新型レクサス ES350e)



