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【海外トピックス】フォルクスワーゲンが米新興EVメーカーのリヴィアンに巨額投資をする理由
2024年6月25日、フォルクスワーゲンはアメリカの新興EVメーカーであるリヴィアン(Rivian)に2026年までに総額50億ドル(8,000億円)を投資し、将来のSDV(ソフトウェア・ディファインド・ビークル)のE/Eアーキテクチャやソフトウェアを開発するJ/V(ジョイントベンチャー)を設立すると発表しました。昨年7月に、中国新興EV御三家の一つであるシャオペン(Xpeng=小鵬汽車)に7億ドルを出資をして4.99%の株式を取得するとともに、同社のプラットフォームを使用して2026年に2車種の中型車を発売すると決めたVWですが、今回のリヴィアンへの投資はその7倍以上の規模になります。...
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【海外トピックス】3合目で小休止のEVシフト。メルセデスが「2030年オールEV」目標を撤回。アップルカープロジェクトは解散
2024年2月22日の昨年度の決算説明会で、メルセデス・ベンツが「市場環境が許せば、2030年に新車販売を全てEVに」の目標を取り下げ、「2020年代後半にxEV(※1)を50%」へと大幅に修正しました。また、アップルも開発を進めていたEVのプログラムを中止し、人員をAIに注力すると決めたようです。EVの需要が踊り場に差しかかった今、リヴィアン(Rivian)やルーシッド(Lucid)などのEVスタートアップも昨年並の販売しか見込めないと表明しEV市場での生き残りが厳しさを増しています。※1:xEVはメルセデス・ベンツではEVとプラグインHEVを指す。マイルドHEVは含まず。(タイトル写...