Official Staff
中国ブランドシェア6割を突破の一方で、同質化が進む中国市場の最新事情
2024年11月15日から、中国の広州モーターショーが開幕しました。海外からの注目度こそ隔年で行われる北京や上海のモーターショーに劣りますが、22万平方キロメートルの展示面積に1100台が並ぶ規模を誇ります。スマートフォンで有名なシャオミ(小米)や、ファーウェイ(華為)がセレスグループと開発するAITOなどの「新々勢力」ブランドが人気を博し、10月の乗用車販売では中国ブランドのシェアはついに65%に達しました。一方で、同じような半導体やソフトウェアを使い、デザインも似通ったものが増えて「スマホのように、外観と機能の違いはますます小さくなっている」という見方も出ています。そのあたりの動向を...
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【試乗】ボルボ XC90が大幅改良。「完全電動化への橋渡し」だけでは役不足だと感じる、PHEVとMHEVの熟成度
ボルボが2030年までに全ラインナップをBEV化する電動化戦略を撤回すると同時に、次なる戦略の核となるモデルとして発表したXC90のマイナーチェンジ。北欧2カ国に渡って開催された新型XC90の試乗会に参加し、プレミアムSUVの進化を体験した。
プレミアム電動化SUV、XC90の再出発地点
2014年発表の2代目XC90にPHEV(プラグインハイブリッド)が設定されて以降、2020年に48V MHEV(マイルドハイブリッド)を追加するなど、ボルボによる電動化戦略は先鋭的だった。全車種の電動化を完了し、BEV(電気自動車)も次々と投入するなど、2030年までにBEVブランドへ移行する計画は粛...