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「V2G」がいよいよ実用化へ。仏ルノーが仕掛けるEV技術競争の新フェイズに注目
EV/PHEVを蓄電池と見なして、充電だけでなく時には系統電力網に電気を供給する「V2G(Vechle to Grid)」。その実用化に向けては、技術領域に加え法整備ほか国や地域によってさまざまなハードルがあるが、それを乗り越え本格的な市場導入を開始するのが仏ルノーだ。同グループの「モビライズ(Mobilize)」は、V2G対応のEV/PHEV用充電器の生産を開始し、間もなく始まるジュネーブモーターショーで公開される新型ルノーサンクE-TECHが、その適合車の第一弾となる。(タイトル写真はイメージ)
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ルノーグループのEV専業会社、「アンペア」が投入するEVのラインナップが判明、次期トゥインゴは2026年!
去る2023年11月15日(現地時間)、ルノーは恒例の投資家向けイベント「ルノー・キャピタル・マーケット・デー」を開催。11月1日に設立を発表したばかりの新会社「アンペア(Ampere)」の事業戦略を明らかにした。2024年にはセニックと“5”(サンク)、2025年にSUVの“4”(キャトル)、2026年にはトゥインゴのEVをそれぞれ発売。さらに2027〜28年には、現在のガソリン車と変わらない価格の新型CセグメントEVを実現するという。(タイトル写真は「トゥインゴE-TECHエレクトリック」のプロトタイプを前にアンペアの事業戦略を語る同社のルカ・デメオCEO[ルノーCEOと兼任])。