Official Staff
新型レクサスESは初の「Arene OS」搭載車か。上海モーターショーで語られなかった超重要ポイント
2025年4月23日、上海モーターショーで世界初公開された新型レクサスESは、2026年春をめどに日本・米国・欧州・中国ほかグローバルで販売開始される。レクサスによる次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルでもある。最新の技術と機能が目白押しだが、それを実現する「ある事実」についてはほぼ触れられていない。実は、トヨタが開発している車載OS「アリーンOS(Arene OS)」をはじめて搭載した車両である可能性が非常に高い。つまり、トヨタ/レクサス初の本格SDVだ。(タイトル画像:新型レクサス ES350e)
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フォルクスワーゲン ID.1、2027年発売のエントリーEVが秘めた小さいけれども大きな破壊力とは
2025年3月5日(現地時間)、フォルクスワーゲンはAセグメントEVのコンセプトモデル「ID.EVERY 1」をワールドプレミアした。その量産モデルは恐らく「ID.1」と名付けられ、約2万ユーロという低価格で2027年から欧州で発売される。しかし、この完全電動のシティコミューターの価値は、小さくて廉価なEVというだけではない。公式発表ではごく簡単にしか触れられなかった、とある事実を深堀りしてみた。(タイトル画像は3月5日に世界初公開されたコンセプトカー「ID.EVERY 1」)
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レクサス次世代EVの発売延期で気になる「アリーンOS」の進捗状況。EV市場の沈滞だけが理由か?
去る2024年11月26日から数日間、トヨタが次世代EVの発売を当初計画の2026年から2027年半ばに延期するというニュースが流れた。延期される次世代EVは、ジャパンモビリティショー2023で公開されたコンセプトカー「レクサス LF-ZC」がベースとなるトヨタ初の本格SDVである。延期の原因としてEV市場の沈滞を指摘する記事が多かったが、果たしてそれだけなのだろうか。気になるのは車載OS「Arene(アリーン)OS」の進捗だ。(タイトル写真:レクサス LF-ZCのコクピットイメージ)
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2025年からEVはSDVとともに次のステージへ。BMWとホンダに見る開発最前線
2025年はEVにとって大きな節目の年となりそうだ。動力を内燃機関からモーターに置き換えるのがいままでの流れだとすれば、2025年以降はソフトウェア主導の新世代EV(いわゆるSDV:Software Defined Vehicle)が続々登場して “クルマ”でできること=世界観が大きく変わり始める。その最前線から、いまもっともアグレッシブな姿勢を見せる、BMWとホンダの動向を俯瞰してみた。(タイトル写真はBMWが2024年5月に公開したコンセプトモデル「スカイトップ」のデザインイメージ)