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北米で日米欧韓7社連合がEV用高出力充電網構築で合意、テスラ最強時代の終わりの始まりか!?
アメリカン・ホンダモーター、BMWグループ、ゼネラルモーターズ(GM)、ヒョンデ、キア、メルセデス・ベンツグループ、ステランティスN.V.の大手7社が、米国・カナダで充電規格のNACSとCCSに対応するEV用高出力充電器を採用する新たな充電ネットワークを構築する合弁会社の設立に合意、2023年内に会社設立を目指すことを発表した(現地時間2023年7月26日)。躍進著しいテスラへの牽制という分析が多いようだが、ほんとうにそれだけなのだろうか。さまざまな状況証拠から、その真の狙いを推理する。
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【海外トピックス】「屋根が燃えている」とCEOが檄を飛ばしたフォルクスワーゲンの状況はどのくらい深刻なのか
7月10日にフォルクスワーゲン(以下:VW)乗用車ブランドのトーマス・シェーファーCEOが全世界の幹部2000人を集めたミーティングで、“屋根が燃えている(The roof is on fire!)”と緊急事態を宣言したことがドイツで話題になりました。EV化に邁進するVWですが、中国での販売低迷や欧州でのEVの注文の減少で苦境に陥っている模様で、同CEOは「VWブランドの未来は危機に瀕している」、「完全な嵐といっていい」といった激しい言葉を使って、出張予算からイベントまで徹底的な支出の削減を要請しました。VWブランドは、2026年までに営業利益率を現在の倍の6.5%に引き上げる目標を掲げ...