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EV失速で巨額損失を計上したデトロイト3の次なる一手は、シボレー ボルトやラム1500 REVなどの登場とともに見えてくる
昨年9月で7500ドルのEV購入補助金が撤廃された米国の2025年10〜12月のEV市場は前年同期比−36%と大きく失速し(2025年1〜12月では128万台。前年比−2%、シェア 7.8%)、GM、フォード、ステランティスの3社は2025年の決算において、EV投資の償却や取引先への補償などで500億ドルに上る巨額の特別損失を発表しました。政策面でも、トランプ政権はCAFE(企業別平均燃費基準)未達成の罰金を廃止し、EPA(米国環境保護庁)はCO2排出量規制の根拠を撤回するなど、米国のEV市場の停滞は不可避となる見込みです。こうした中、デトロイト3(GM、フォード、ステランティス)は、廉...
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EV販売、低空飛行の米国と復活の兆しのEU。道を分けるものは政治か、国民性か?
第二次トランプ政権の発足後100日が過ぎ、ウクライナ戦争の調停から移民の強制送還、有名大学への抑圧や荒っぽい関税外交と、世界はその目まぐるしい動きを追いかけるのに疲れてきた感があります。友好国に対しても高い関税を課して、米国に製造業を回帰させるという政策が身を結ぶかどうかはまだ見通せない状況ですが、バイデン前政権のEV優遇政策を廃棄する方針の影響はすでに出ており、米国の2025年1〜4月のEV販売台数は約40万台で前年同期比で−5.6%、マーケットシェアは6.9%(※)となっています。一方で、2024年のEV販売が144万台(前年同期比−5.9% ※)と失速したEUは、今年1〜4月は約5...
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米EVに価格破壊の波。GMが発表した次世代電池「LMR(リチウムマンガンリッチ)バッテリー」とはなにか
2025年5月13日(現地時間)、米ゼネラルモータース(GM)は韓国LGエナジーソリューション(LG)と共同開発した次世代電池「LMRバッテリー」を公開するとともに、2028年にGMのEVピックアップトラックやフルサイズSUVに搭載を開始すると発表した。「LMRバッテリー」は「リチウムマンガンリッチ」と呼ばれる組成構造を採用し、希少かつ高価なコバルトをほとんど含まない。中国勢が圧倒的な優位を誇る安価なLFP(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーと同等のコストを達成しながら、エネルギー密度はLFPバッテリーより33%も高いという。



