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急加速する空飛ぶクルマ(eVTOL)の現在地。JR東日本が2028年東京で商用運航開始を検討
eVTOL(いわゆる空飛ぶクルマ)の商用運航開始に向けた動きが急加速している。従来は、瀬戸内海沿岸や九州など主に西日本エリアでの導入に向けた動きが活発だったが、ここへきて東日本エリアでもJR東日本を中心に新たなプロジェクトが続々と発表。さらに2月10日には、国内eVTOL大手のスカイドライブ(SkyDrive)が国土交通省航空局から型式証明の適用基準を発行されるなど、社会実装は秒読み段階に入ってきた。(タイトル写真は2028年より東京エリアでの商用運航を検討しているJR東日本のeVTOLモックアップ)
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eCTOLが物流を変える。北九州空港を拠点に電動航空機による貨物輸送の実証実験、国内初の実施へ
2025年1月20日、大手総合商社の「双日」、米「BETA Technologies Inc.(以下、BETA)」、「ヤマトホールディングス」、北九州市の四者は、北九州空港を拠点とした電動航空機による貨物輸送の共同検証に基本合意した。BETA社製eCTOL(電動固定翼機)の「ALIA CTOL」と呼ばれる小型電動航空機を使用して、経済合理性や貨物の搭降載などの運用面、充電設備などの技術面の検証を行う。(タイトル写真はBETA社製eCTOL「ALIA 300X CTOL」)
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これが本当の空飛ぶクルマ。米アレフの「アレフ モデルA」が3200台の受注獲得
“空飛ぶクルマ”と呼ぶことに違和感を覚える声も少なくないeVTOL(電動垂直離着機)。だが、それが空を飛ぶだけでなく、クルマとして道路も走れるとなればどうか。米カリフォルニア州サンマテオに本拠を置くAlef Aeronautics(アレフ エアロノーティクス)社は、2024年9月6〜10日にドイツ ベルリンで開催された世界最大の家電見本市「IFA2024」に陸空両用eVTOLの「アレフ モデルA」プロトタイプを出品。同機(車?)の先行受注がすでに3200台に達したと発表した。生産は2025年第4四半期から始まる予定だ。(タイトル写真はモデルAの飛行イメージ)