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船舶が風の力で水素を作る。商船三井の「ウインドハンタープロジェクト」がNEDOの補助対象に採択
商船三井が取り組んでいる水素生産船「ウインドハンタープロジェクト」が、「NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)」の補助事業として採択された。ウインドハンタープロジェクトは2020年11月からスタートしており、船底に装着した発電用タービンによって水素を生成するプロジェクト。将来のエネルギー生成戦略として、国内外から注目を大きな集めている。そのあらましを俯瞰してみよう。(タイトル画像は「ウインドハンター大型水素生産船」のイメージCG。出典:商船三井HP)
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水素による物流改革が欧州で加速か。トヨタが水素充填インフラ構築に向けて欧州企業と協業
2025年1月28日(現地時間)、トヨタモーターヨーロッパは、水素充填ステーションメーカーの「Hydrogen Refueling Solutions(以下、HRS社)」、クリーンエネルギーの研究開発機関である「ENGIE Lab Crigen(以下、ENGIE)」と共同で欧州横断輸送ネットワーク(Trans-European Transport Networks:TEN-T)をカバーする大規模な水素充填インフラを開発・展開する契約を締結した。EU各国をつなぐ広大なTEN-Tネットワーク構想に則り、2025年第4四半期より、沿道にHRS社が開発した水素ディスペンサーの設置を開始する。水素...