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【海外トピックス】アメリカでUAWの対「デトロイト3」ストライキが注目を浴びるわけ
4年に一度行われる「デトロイト3」の自動車メーカーと全米自動車労働組合(UAW:自動車、航空、農業の各産業の労働者の組合組織で、米国、カナダ、プエルトリコで約40万人の現役ワーカーと58万人の退職者がいる。設立は1935年)の労働協約の交渉が9月14日の期限までに決着せず、翌日から史上初となる3社に対する同時ストライキが実施されてから1週間が経ちました。依然両者の溝は深く、UAWは各社1ヶ所ずつの完成車工場に加えて、GMとステランティスの全米38ヶ所の部品センターでのストライキに入りました。(タイトル写真はUAWのFacebookベージより。MOPARはステランティスの部品のブランド名)
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日産が2030年までに欧州新車販売を100%EV化と発表、さらにマイクラ後継車が鮮明に
2023年9月25日(現地時間)、英国ロンドンで開催されたNDE(日産デザインヨーロッパ)の20周年記念イベントに於いて、日産自動車の内田誠社長兼CEOは、今後欧州で発売する新型車はすべてEVとなり、現在人気の高いシリーズハイブリッドe-POWER搭載車を含む内燃機関車は2030年までに販売を終了すると発表。併せて2024年に欧州で発売予定のマイクラ後継車をベースにしたコンセプトカー「コンセプト20-30(20-30 Concept)」も公開した。なお、日本国内や北米向けの車両では、今後もe-POWER搭載車など内燃機関車の開発は継続する。
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名門ジャガーがガソリン車4モデルの生産終了へ。純内燃機関は本当に終焉を迎えるのか!?
英プレミアムメーカーのジャガーが、ガソリン車4モデルの受注受付けを2023年内に終了することを発表した。2025年にはピュアEVラグジュアリーブランドとして新たなスタートを切る。また電動化の先頭を走るボルボも、2024年初頭をもってディーゼルエンジン車の生産終了を発表。内燃機関搭載車の終焉がいよいよ現実味を帯びてきた。欧州メーカーの動向を中心に、脱エンジンのロードマップ、そして日本のユーザーへの影響を再点検してみたい。(タイトル写真は2023年12月19日に受注受付を終了するジャガーXE)