2023年9月25日(現地時間)、英国ロンドンで開催されたNDE(日産デザインヨーロッパ)の20周年記念イベントに於いて、日産自動車の内田誠社長兼CEOは、今後欧州で発売する新型車はすべてEVとなり、現在人気の高いシリーズハイブリッドe-POWER搭載車を含む内燃機関車は2030年までに販売を終了すると発表。併せて2024年に欧州で発売予定のマイクラ後継車をベースにしたコンセプトカー「コンセプト20-30(20-30 Concept)」も公開した。なお、日本国内や北米向けの車両では、今後もe-POWER搭載車など内燃機関車の開発は継続する。

e-POWERも2030年まで、欧州では完全なEVブランドに

「再生可能エネルギーを動力源とするEVは、私たちのAmbition 2030ビジョンの中心であるカーボンニュートラルを達成するための鍵です。日産は2030年までに欧州でフル電動に切り替えることを目指しており、それが私たちのビジネス、お客様、そして地球にとって正しいことだと信じています」

イベントの冒頭で挨拶に立った内田誠社長兼CEO。欧州で内燃機関搭載車の新車販売禁止に先立ち、2030年までに欧州では完全なEVブランドとなることを宣言した。

英国では、9月20日(現地時間)にリシ・スナク首相が内燃機関車の販売禁止を計画の2030年から、2035年に後ろ倒しを発表。欧州のEVシフトが後退か、と悲観的な見出しのニュースが世界中を駆け巡った。もっとも2030年時点に販売禁止する計画だったのは純内燃機関車のみで、ハイブリッドなど電動車は含まれていなかった。EU同様、2035年にEVとPHEV以外は販売を禁止することに変わりはない。

とはいえ、日産は欧州でキャシュカイやエクストレイルにe-POWER搭載車をラインナップして人気を博している。これらは2030年までに販売を終了することになり、その後継モデルはEVになることは確実になった。

従来の計画では、グローバルで電動車の販売比率を2026年度までに98%達成を目指し、そのうち78%をEVとするのが目標だった。欧州ではすでに販売台数の半数が電動車(HVとEV)だが、それを今後3年間で98%にまで高め、さらに2030年には100%EVにシフトする。

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