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中国ブランドシェア6割を突破の一方で、同質化が進む中国市場の最新事情
2024年11月15日から、中国の広州モーターショーが開幕しました。海外からの注目度こそ隔年で行われる北京や上海のモーターショーに劣りますが、22万平方キロメートルの展示面積に1100台が並ぶ規模を誇ります。スマートフォンで有名なシャオミ(小米)や、ファーウェイ(華為)がセレスグループと開発するAITOなどの「新々勢力」ブランドが人気を博し、10月の乗用車販売では中国ブランドのシェアはついに65%に達しました。一方で、同じような半導体やソフトウェアを使い、デザインも似通ったものが増えて「スマホのように、外観と機能の違いはますます小さくなっている」という見方も出ています。そのあたりの動向を...
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BYDが航続距離2100km超のPHEV発表。“マルチパスウェイ”を巡る日中の競争は激化
2024年6月4日、中国BYDが第5世代PHEVテクノロジー「DM-i」を発表、併せてこの最新技術を採用したミッドサイズセダン「秦(Qin) L DM-i」と、その兄弟車である「Seal 06 DM-i」の国内発売を開始した。46.06%という世界最高水準の熱効率を達成し、2.9L/100kmという低燃費、2100kmを超える航続距離を実現している。現地ではガソリン車やハイブリッド車が売れ筋となっている日本メーカー車への影響は小さくないだろう。(タイトル写真は第5世代DM-iを搭載して発売された「Seal 06 DM-i」)