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往年の熱気を取り戻したジャパンモビリティショー2025。BMWやMINI、メルセデス・ベンツなど輸入車ブランドの見どころは?
10月31日から一般公開中のジャパンモビリティショー2025(以下、JMS)は、連日多くの来場者で賑わっています。最高級ブランド「センチュリー」を発表したトヨタは南館1−2ホールを占有したブースでトヨタ、ダイハツ、レクサス、センチュリーの4ブランドの未来像を展開。ホンダは、二輪からジェット機やロケットまで「陸・海・空の総合モビリティカンパニー」の魅力をアピールしています。海外メーカーはドイツと中国、韓国に絞られて国際色は薄れましたが、ここでは輸入車ブランドの注目点を紹介していきます。(タイトル写真:「MINIクーパー3ドア ポール・スミス・エディション」を発表するポール・スミス氏(右)と...
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猛スピードで成長するBYDの原動力とは。工場見学と超高速充電を現地で体験−上海モーターショー番外編
4月の上海訪問では、同市から170km北西の常州市にあるBYDの完成車工場と販売店を訪れる機会がありました。直近の5年間で販売台数を10倍に伸ばして427万台(2024年)とし、一気にホンダや日産を抜き去って世界第7位の自動車メーカーに躍り出たBYDは、近年の自動車産業史に例をみないスピードで成長を続けています。日本でも軽自動車市場に参入することを表明した同社ですが、ここでは現地の生産工場や販売店で目にした最新の状況を報告します。(タイトル写真:上海モーターショーで展示されたBYDの「漢(ハン)L 黒神話:悟空」。大人気のアクションゲームのタイトルにちなんだ特別モデルで、EV仕様は100...
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12年ぶりの上海モーターショーで見えた中国自動車社会の変貌。5年後に欧州の高級車は上海から姿を消す!?
2025年4月23日から5月1日まで中国・上海市で開かれたモーターショー「Auto Shanghai 2025」に12年ぶりに出かけると、その変化の大きさに目を見張りました。国内便の主要発着場である虹橋(ホンチャオ)空港には巨大な鉄道のターミナル駅やショッピングモールが隣接し、2016年にオープンした「国家会展中心(上海)」は地下鉄2号線で空港の次駅から徒歩数分と至便な立地にあります。中心部の観光名所である外灘(ワイタン)の夜景は煌びやかさを増し、そこから西に伸びる南京東路は平日でも多くの人で賑わっています。若者に人気のトレンディな張園・茂名北路や、ハイブランド店が立ち並ぶ静安寺周辺では...
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2026年、BYDがEVの軽自動車投入を発表。「ガラ軽」市場で、国産車メーカーに立ち向かう術はあるのか
2025年4月24日、BYDオートジャパンは2026年後半に日本の軽EV市場に参入すると発表した。国内の軽自動車規格に準拠して専用設計された乗用車タイプで、当面のライバルは、日産 サクラ/三菱 eKクロスEV、そしてホンダが2025年度投入予定のN-ONEベース新型軽乗用EVなど。軽自動車市場は国内販売台数の4割を超えるものの、コストにシビアで販売ルートも独特だ。これら難題にBYDはどのような戦略で臨むのか。そして迎え撃つ国内メーカーの動向はいかに。(タイトル画像はイメージ)
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充電5分で400km走れる! BYDが1メガワットの超急速充電を実現した「スーパーeプラットフォーム」
2025年3月17日、BYDは既存の乗用EV充電システムの常識を覆す1000kW(=1MW)の超高速急速充電を可能にした「スーパーeプラットフォーム」を発表、併せて同システムを初採用するセダン「漢(Han)L EV」とSUV「唐(Tang)L EV」の予約受付(中国国内)も開始した。同社はこの新システムに対応した1360kW急速充電器を中国全土に設置するとともに、今後、既存のEVにも順次同システムへのアップデートを実施する。ガソリン給油に匹敵する短時間で充電セッションが完了する、新たな時代が到来した。



