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中国発プレミアムEVブランド「ジーカー(ZEEKR)」が2025年内に日本上陸へ
中国の新興プレミアムEVブランド「ジーカー(ZEEKR)」が、2025年内に日本上陸を検討していることが明らかになった。2024年8月13日付の日本経済新聞によると、同紙の取材に対しジーカーの陳禹副総裁は2025年内に日本および韓国市場に進出する計画を進めていることを明らかにした。日本市場においては、まず東京/関西/東海にショールームを開設するとともに、2026年早期の納車開始に向けて国内法適合などの手続きを進める方針だ。実現すれば、国内メーカーはもとより日本で事業展開している海外ブランドへの影響も予想される。(タイトル写真は「ジーカー X」)
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【海外トピックス】ステランティスの対中国戦略が賢明かもしれない理由
先月の北京モーターショーで姿を見かけなかった欧州ブランドに仏プジョーとシトロエンがあります。2015年には両ブランド合わせて中国で年70万台を販売していましたが、昨年は8万台まで落ち込み、ステランティス社は1992年以来の東風汽車との合弁会社である神龍汽車の資産を東風に売却しました。また、チェロキーやコンパスなどを生産し人気を誇ったジープブランドも販売低迷で広州汽車との合弁会社を2022年に清算し、現地生産から撤退しています。中国撤退のシナリオも濃厚かと思われた中、ステランティスは新興NEV(新エネルギー車)メーカーであるリープモーター(零跑汽車)との提携に踏み切りました。果たしてどうい...
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【海外トピックス】中国自動車市場の激変。10年ぶりの北京モーターショーで感じたこと
4月25日にメディア向けに開幕した北京モーターショーは、前回の2022年がコロナで中止になっているので4年ぶりとなります。主催者によれば、総出店社数は1500社、ワールドプレミア117台(うち海外メーカーのもの30台)、EVやPHEV(プラグインハイブリッド車)など新エネルギー車(NEV)だけで278台が展示面積22万平方メートルを埋め尽くす巨大なモーターショーで、筆者が北京を訪れたのは実に10年ぶりとなります。中国産ブランドの市場シェアが5割を超え、かつて圧倒的な存在感を示したドイツのフォルクスワーゲンやGMなどの欧米のブランドや日本の自動車メーカーが急速にシェアを落としているニュース...