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ジャガーの次世代EVコンセプト「TYPE 00」と量産モデル4ドアGTから見るEVブランドの方向性
2024年12月2日(現地時間)、英国の名門ブランド「JAGUAR(ジャガー)」はかねて予告していた次世代EVシリーズのコンセプトモデル「TYPE 00(タイプゼロゼロ)」をマイアミ・アートウィークで公開した。2025年に市販開始と発表された第一弾の車両とは別物だが、デザインのエレメントは大きく反映される見込み。ジャガーはピュアEVブランドへの変貌一環としてCIロゴや「リーパー」と呼ばれるマスコットの変更も発表しており、名門ブランドの決意が並々ならぬことをうかがわせる。
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レクサス次世代EVの発売延期で気になる「アリーンOS」の進捗状況。EV市場の沈滞だけが理由か?
去る2024年11月26日から数日間、トヨタが次世代EVの発売を当初計画の2026年から2027年半ばに延期するというニュースが流れた。延期される次世代EVは、ジャパンモビリティショー2023で公開されたコンセプトカー「レクサス LF-ZC」がベースとなるトヨタ初の本格SDVである。延期の原因としてEV市場の沈滞を指摘する記事が多かったが、果たしてそれだけなのだろうか。気になるのは車載OS「Arene(アリーン)OS」の進捗だ。(タイトル写真:レクサス LF-ZCのコクピットイメージ)
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中国ブランドシェア6割を突破の一方で、同質化が進む中国市場の最新事情
2024年11月15日から、中国の広州モーターショーが開幕しました。海外からの注目度こそ隔年で行われる北京や上海のモーターショーに劣りますが、22万平方キロメートルの展示面積に1100台が並ぶ規模を誇ります。スマートフォンで有名なシャオミ(小米)や、ファーウェイ(華為)がセレスグループと開発するAITOなどの「新々勢力」ブランドが人気を博し、10月の乗用車販売では中国ブランドのシェアはついに65%に達しました。一方で、同じような半導体やソフトウェアを使い、デザインも似通ったものが増えて「スマホのように、外観と機能の違いはますます小さくなっている」という見方も出ています。そのあたりの動向を...



