Official Staff
底なしのトランプ関税ショック。世界は、自動車メーカーは、どう対応するか
2025年4月3日、トランプ大統領は予告どおり10%の一律関税と約60カ国に対する相互関税(reciprocal tariff)を発表しました。中国34%、日本24%、EU20%、ベトナム46%など予想を超える高い関税率に世界は驚き、株式市場は大暴落してまだ底が見えない状況です。しかしトランプ氏は、「時には苦い薬も必要だ」と怯む様子はありません。中国は即座に米国の全輸入製品に同率の34%の関税を課して徹底的に戦う構えですが、EUは「工業製品の相互ゼロ関税」を提案して拙速な報復には出ず、周囲からの圧力でトランプ氏が軟化するのを待つ戦略です。自動車メーカーも、ジャガーランドローバーやアウディ...
Official Staff
充電5分で400km走れる! BYDが1メガワットの超急速充電を実現した「スーパーeプラットフォーム」
2025年3月17日、BYDは既存の乗用EV充電システムの常識を覆す1000kW(=1MW)の超高速急速充電を可能にした「スーパーeプラットフォーム」を発表、併せて同システムを初採用するセダン「漢(Han)L EV」とSUV「唐(Tang)L EV」の予約受付(中国国内)も開始した。同社はこの新システムに対応した1360kW急速充電器を中国全土に設置するとともに、今後、既存のEVにも順次同システムへのアップデートを実施する。ガソリン給油に匹敵する短時間で充電セッションが完了する、新たな時代が到来した。
Official Staff
トランプ関税、輸入車一律25%の衝撃。日本や欧州、そして米国の自動車メーカーに与える影響とは
2025年3月26日、トランプ大統領は、米国に輸入するすべての乗用車に一律25%の関税を課す大統領令に署名しました。4月2日から発効し、翌3日から徴収が始まります。また、1カ月の猶予を置いていたUSMCA(※)対象のメキシコとカナダからの輸入車についても、米国産部品の割合を引いた率で課税するほか、エンジンやトランスミッションといったパワートレーンの部品や電装パーツなども対象となります。経済への影響の大きさから25%といった高率の課税はしないのでは、という関係者の見方を覆す今回の決定は、自動車産業や米国市場にどういう影響を与えるでしょうか。(写真:スバルが日本から米国に輸出するフォレスター...
Official Staff
フォルクスワーゲンとBMWの決算から見るドイツ自動車メーカーの逼迫度
フォルクスワーゲン(VW)グループが2025年3月11日に発表した2024年の決算は、売上高(3250億ユーロ=52兆円 ※)は対前年比で微増(+1%)でしたが、営業利益(191億ユーロ=3兆円)は高水準の研究開発や設備投資、中国市場での販売の落ち込み(−9.5%)などの影響で−15%の減益となりました。また、同月14日に発表されたBMWの決算も、EV販売は伸びたものの、中国市場の不振などで売上高と営業利益ともに減少しています。EVやSDVへの開発投資や国内メーカーとの競争が激化する中国市場の対応を迫られている両社の現状を決算から探ってみます。※:1ユーロ=160円で計算(タイトル写真:...
Official Staff
ポケモンに乗りたい! が叶うかも。ホンダコライドンプロジェクトが始動、子ども向けの二輪モビリティとして2025年夏頃までに完成予定
2025年3月7日、ホンダの青山本社ビルにて、「ホンダコライドンプロジェクト」のメディア向け取材会が開催され、人気ゲーム『ポケットモンスター』に登場するキャラクター「コライドン」をモチーフとしたモビリティが公開された。
※この記事はウェブサイト「webオートバイ」で2025年3月7日に公開されたものを一部編集し転載しています。
ホンダの本気が子どもの夢になる! ホンダコライドンがお披露目
トヨタ社“ミライドン”の次はホンダ製“コライドン”! 子どもに夢を与える二輪モビリティが誕生
子どもから大人まで、幅広い世代に愛されているゲーム『ポケットモンスター』(通称:ポケモン)。1996年にシリ...


