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2025年からEVはSDVとともに次のステージへ。BMWとホンダに見る開発最前線
2025年はEVにとって大きな節目の年となりそうだ。動力を内燃機関からモーターに置き換えるのがいままでの流れだとすれば、2025年以降はソフトウェア主導の新世代EV(いわゆるSDV:Software Defined Vehicle)が続々登場して “クルマ”でできること=世界観が大きく変わり始める。その最前線から、いまもっともアグレッシブな姿勢を見せる、BMWとホンダの動向を俯瞰してみた。(タイトル写真はBMWが2024年5月に公開したコンセプトモデル「スカイトップ」のデザインイメージ)
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【海外トピックス】立て直しを図るメルセデス、勢いに乗るBMW。独プレミアムの明暗
前回はアメリカのGMとフォードの2024年上半期決算発表の内容を見ましたが、今回はドイツのプレミアムカーの両雄メルセデス・ベンツとBMWの上半期決算発表からわかることを紹介します。コロナ禍や半導体不足から回復して好調だった前年と比べると市場競争は激化し、電動化やデジタル化への投資が嵩む厳しい経営環境下で、ドイツ高級車のライバルの明暗は分かれているようです。(写真は、今年4月に部分改良されたメルセデス・ベンツEQS。バッテリーを118kWhに増強して航続距離を799kmに伸ばし、評判の芳しくなかった卵形のデザインを修正すべくフロントグリルを一新しエンブレムをボンネット上に据えた)
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アウディのフラッグシップ電動SUV「Q8 e-tron」に新たな限定モデルが登場
2024年8月22日、アウディジャパンは、フラッグシップ電動SUVの「Q8 55 e-tron quattro S line」、「Q8 Sportback 55 e-tron quattro S line」の限定モデル「Q8 e-tron edition S line」、「Q8 Sportback e-tron edition S line」の発売を開始した。それぞれ30台ずつ、合計60台限定で販売される。
ベースは「Q8 e-tron」とクーペSUVの「Q8 e-tron Sportback」
Q8 e-tronシリーズは、「e-tron」が大幅改良を受けてモデル名の先頭に「Q8」が加...
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EV充電アプリ「Myプラゴ」がEVに最適ルートを示す「充電ルートナビ」の提供開始
2024年8月21日、株式会社プラゴとNavagis Inc.は、EV専用に道中の充電を考慮した最適なルートを検索する「充電ルートナビ」サービスの提供を開始した。プラゴが運営するEV充電アプリ「Myプラゴ」にて利用可能だ。(タイトル写真はイメージです)
EVでの運転をより快適にするルート検索機能
EVで遠出する際は、道中または目的地にある充電ステーションの位置や稼働状況、クルマの航続可能距離とバッテリー残量、道路勾配などを考慮したルート計画が必要になる。しかし、ユーザー自身が最適なルートを見つけ出すのは大変な作業と言える。
そこで、最適なEV充電ステーションを経由して目的地までのエネルギ...
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米Waymoが新型ロボタクシー専用車両と第6世代自動運転システムの概要を発表
2024年8月19日(現地時間)、Alphabet/Google傘下で自動運転サービスを提供しているWaymo(ウェイモ)は、中国ZEEKRと共同開発した新型ロボタクシーを正式発表した。実際の導入開始時期は明言されていないが、ごく近い将来にサービスインされる可能性が高い。従来型に比べ製造コストを大幅に低減する一方、第6世代自動運転システムを搭載して多様な交通状況や天候により適切に対応することが可能になったという。(タイトル写真は新型ロボタクシーのコンセプトカー「ZEEKR M-Vision」)