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「V2G」がいよいよ実用化へ。仏ルノーが仕掛けるEV技術競争の新フェイズに注目
EV/PHEVを蓄電池と見なして、充電だけでなく時には系統電力網に電気を供給する「V2G(Vechle to Grid)」。その実用化に向けては、技術領域に加え法整備ほか国や地域によってさまざまなハードルがあるが、それを乗り越え本格的な市場導入を開始するのが仏ルノーだ。同グループの「モビライズ(Mobilize)」は、V2G対応のEV/PHEV用充電器の生産を開始し、間もなく始まるジュネーブモーターショーで公開される新型ルノーサンクE-TECHが、その適合車の第一弾となる。(タイトル写真はイメージ)
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ホンダがジェスチャーで指示できる自動運転車の実証実験を開始。「道の駅 常総」で誰でも試せる
2024年2月、ホンダは協調人工知能「Honda CI」を搭載した2種類のCIマイクロモビリティの一般向け自動走行技術実証実験を開始する。ひとつは搭乗型で、茨城県常総市のアグリサイエンスバレー常総の来場者が対象となる。
乗車位置はジェスチャーで指示
今回の実証実験で利用可能になるモビリティは2種類。一つは人間が乗り込む搭乗型マイクロモビリティ「CiKoMa(サイコマ)」、もう一つは利用者の荷物を運ぶマイクロモビリティロボット「WaPOCHI(ワポチ)」である。
「サイコマ」については、アグリサイエンスバレー常総内の「道の駅常総」から観光農園「グランベリー大地」までの約850メートルの区間...