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日本最小の自動車「ミニカー」規格は日本におけるEV普及の起爆剤になりうるのか!?
電動キックボードに代表される小型モビリティだが、最近は「四輪原付」とも言える「ミニカー」にも注目が集まっている。 一般原付と自動車のいいとこどりを狙える電動ミニカーは、一人乗りモビリティの普及促進につながるだろうか。
「ミニカー」はカオスな法律の定義が生んだ三輪・四輪版原付
軽自動車よりも小さい、日本でもっともコンパクトな「ミニカー」という車両区分。このミニカー、簡 潔にいえば、三輪・四輪版の第一種原動機付自転車(以後原付)で、ほぼ原付なのに法定最高速度は60 km/hで二段階右折も不要と、ミニマムを極めたシティコミューターとしてみると、非常に興味深いモデルだ。
どうしてこんなことになる...
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YADEAの特定小型原付電動キックボードにエントリーモデル「YDX3」が登場
2024年5月3日、ハセガワモビリティ株式会社は、YADEAブランドの新型電動キックボード「YDX3」の発売を開始する。免許不要な特定小型原付(特定小型原動機付自転車)区分でYADEAブランドのエントリーモデルとして位置付けられる。
デュアルサスペンション採用の安心仕様
「YDX3」は2023年7月の道路交通法改正で誕生した「特定小型原付」区分の電動キックボードで、16歳以上であれば免許不要で乗ることができる。また、特例特定小型原付に対応しているため、車道に加えて自転車が走行できる一部の歩道などを走行することも可能だ。
YADEAブランドのエントリーモデルだが、高延性ポリマーのデュアルサ...
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【海外トピックス】中国自動車市場の激変。10年ぶりの北京モーターショーで感じたこと
4月25日にメディア向けに開幕した北京モーターショーは、前回の2022年がコロナで中止になっているので4年ぶりとなります。主催者によれば、総出店社数は1500社、ワールドプレミア117台(うち海外メーカーのもの30台)、EVやPHEV(プラグインハイブリッド車)など新エネルギー車(NEV)だけで278台が展示面積22万平方メートルを埋め尽くす巨大なモーターショーで、筆者が北京を訪れたのは実に10年ぶりとなります。中国産ブランドの市場シェアが5割を超え、かつて圧倒的な存在感を示したドイツのフォルクスワーゲンやGMなどの欧米のブランドや日本の自動車メーカーが急速にシェアを落としているニュース...