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BYDが航続距離2100km超のPHEV発表。“マルチパスウェイ”を巡る日中の競争は激化
2024年6月4日、中国BYDが第5世代PHEVテクノロジー「DM-i」を発表、併せてこの最新技術を採用したミッドサイズセダン「秦(Qin) L DM-i」と、その兄弟車である「Seal 06 DM-i」の国内発売を開始した。46.06%という世界最高水準の熱効率を達成し、2.9L/100kmという低燃費、2100kmを超える航続距離を実現している。現地ではガソリン車やハイブリッド車が売れ筋となっている日本メーカー車への影響は小さくないだろう。(タイトル写真は第5世代DM-iを搭載して発売された「Seal 06 DM-i」)
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【海外トピックス】プラグインハイブリッド車のCO2排出量は認証値の3.5倍に達するとEUが発表
欧州委員会は3月、2021年から義務付けられた車載コンピュータのデータ60万件の分析結果として、内燃エンジン車やプラグインハイブリッド車(PHEV)などのCO2排出量を発表しました。自動車メーカー各社から集められたデータによれば、ガソリン車やディーゼル車の実際の排出量と認証値の差が+20%前後だったのに比べ、PHEVではこれが平均で3.5倍にも上るという結果でした。PHEVの場合、想定したよりも遥かに低い頻度でしかEV(モーター)走行がされていないことが明らかになりました。(タイトル写真はボルボのPHEVラインアップ)



