Official Staff
【海外トピックス】スモールEV投入が欧州EV市場における次の起爆剤になる!?
GMやフォードがEVへの投資の先送りを決めた米国と同様、欧州市場でも金利の高騰や政府の補助金の減額などによりEV販売の頭打ちが見られます。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)はEV工場での減産を余儀なくされ、メルセデス・ベンツもEV販売の熾烈な競争の収益へのインパクトを憂えている中で、フランスのルノーやスティランティス傘下のブランドは、これから2万ユーロ台のスモールEVを次々に投入します。これらは、EV市場を再点火する起爆剤になるのでしょうか。(下の写真はルノーのEV事業部門であるアンペアが2026年までに投入するラインアップ)
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ルノーグループのEV専業会社、「アンペア」が投入するEVのラインナップが判明、次期トゥインゴは2026年!
去る2023年11月15日(現地時間)、ルノーは恒例の投資家向けイベント「ルノー・キャピタル・マーケット・デー」を開催。11月1日に設立を発表したばかりの新会社「アンペア(Ampere)」の事業戦略を明らかにした。2024年にはセニックと“5”(サンク)、2025年にSUVの“4”(キャトル)、2026年にはトゥインゴのEVをそれぞれ発売。さらに2027〜28年には、現在のガソリン車と変わらない価格の新型CセグメントEVを実現するという。(タイトル写真は「トゥインゴE-TECHエレクトリック」のプロトタイプを前にアンペアの事業戦略を語る同社のルカ・デメオCEO[ルノーCEOと兼任])。