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急加速する空飛ぶクルマ(eVTOL)の現在地。JR東日本が2028年東京で商用運航開始を検討
eVTOL(いわゆる空飛ぶクルマ)の商用運航開始に向けた動きが急加速している。従来は、瀬戸内海沿岸や九州など主に西日本エリアでの導入に向けた動きが活発だったが、ここへきて東日本エリアでもJR東日本を中心に新たなプロジェクトが続々と発表。さらに2月10日には、国内eVTOL大手のスカイドライブ(SkyDrive)が国土交通省航空局から型式証明の適用基準を発行されるなど、社会実装は秒読み段階に入ってきた。(タイトル写真は2028年より東京エリアでの商用運航を検討しているJR東日本のeVTOLモックアップ)
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水素による物流改革が欧州で加速か。トヨタが水素充填インフラ構築に向けて欧州企業と協業
2025年1月28日(現地時間)、トヨタモーターヨーロッパは、水素充填ステーションメーカーの「Hydrogen Refueling Solutions(以下、HRS社)」、クリーンエネルギーの研究開発機関である「ENGIE Lab Crigen(以下、ENGIE)」と共同で欧州横断輸送ネットワーク(Trans-European Transport Networks:TEN-T)をカバーする大規模な水素充填インフラを開発・展開する契約を締結した。EU各国をつなぐ広大なTEN-Tネットワーク構想に則り、2025年第4四半期より、沿道にHRS社が開発した水素ディスペンサーの設置を開始する。水素...
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eCTOLが物流を変える。北九州空港を拠点に電動航空機による貨物輸送の実証実験、国内初の実施へ
2025年1月20日、大手総合商社の「双日」、米「BETA Technologies Inc.(以下、BETA)」、「ヤマトホールディングス」、北九州市の四者は、北九州空港を拠点とした電動航空機による貨物輸送の共同検証に基本合意した。BETA社製eCTOL(電動固定翼機)の「ALIA CTOL」と呼ばれる小型電動航空機を使用して、経済合理性や貨物の搭降載などの運用面、充電設備などの技術面の検証を行う。(タイトル写真はBETA社製eCTOL「ALIA 300X CTOL」)