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【海外トピックス】変革へ苦闘を続ける欧州の巨人、フォルクスワーゲンの最新動向
フォルスクスワーゲングループ(Volkswagen AG)が2024年3月13日に発表した2023年の決算では、販売台数(936万台)と売上高(3,223億ユーロ)は前年比2桁の増加でしたが、営業利益(226億ユーロ)は前年と同等で利益率(7.0%)は1%減少しました。2024年には合計30車種を導入予定で売上高は+5%を見込んでいますが、利益率は横ばいの予想です。トヨタの営業利益が2024年3月期に+80%増加し、ヒュンダイ・キアやステランティスがいずれも2桁の増益であるのに比べると見劣りのする内容で、これを受けて株価は5%以上下落しました。売上高の13%を超える高いレベルの投資(研究...
編集部注目のジャンル【ミニカー】
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日本最小の自動車「ミニカー」規格は日本におけるEV普及の起爆剤になりうるのか!?
電動キックボードに代表される小型モビリティだが、最近は「四輪原付」とも言える「ミニカー」にも注目が集まっている。 一般原付と自動車のいいとこどりを狙える電動ミニカーは、一人乗りモビリティの普及促進につながるだろうか。
「ミニカー」はカオスな法律の定義が生んだ三輪・四輪版原付
軽自動車よりも小さい、日本でもっともコンパクトな「ミニカー」という車両区分。このミニカー、簡 潔にいえば、三輪・四輪版の第一種原動機付自転車(以後原付)で、ほぼ原付なのに法定最高速度は60 km/hで二段階右折も不要と、ミニマムを極めたシティコミューターとしてみると、非常に興味深いモデルだ。
どうしてこんなことになる...