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【海外トピックス】バイデン政権がCO2排出規制を緩和しEVシフトをスローダウン。欧州にも波及か?
3月20日、米国環境保護局(EPA)は昨年4月に公表した2032年までの自動車のGHG(※1)排出基準(案)を緩和して最終決定しました。提案に対して寄せられたパブリックコメントや調査機関の市場分析、自動車メーカーや販売店協会、全米自動車労働組合(UAW)のヒアリングを参考に、急激すぎると批判されたEVシフトを修正しつつ、2026年比で約50%のCO2排出量削減を図る大胆な政策であることは変わりません。また、EPA発表の翌日に行われた独BMWの年次記者会見では、ツィプセCEOが2025年から2021年比で−25%厳しくなるEUのCO2排出基準値(乗用車で93g/km)は見直しが必要という見...