Official Staff
【海外トピックス】様変わりしたジュネーブショー。名門の復活は果たしてあるのか
2024年2月26日から、2019年以来5年ぶりのジュネーブ国際モーターショー(GIMS)が始まりました。2020年3月にコロナ感染急拡大のため開幕数日前にキャンセルとなって以来実施のタイミングを失い、昨年カタールでスピンオフイベントが開催されたことを除けば、実に丸5年も空いたことになります。伝統のモーターショーはさぞかし盛況かと思いきや、幕が開いてみれば出展社は激減し、コロナ禍を挟んで自動車ショーをめぐる環境が180度変わったことを印象付ける結果となりました。(タイトル写真は2019年のジュネーブショー。写真提供:GIMS。以下特記しない場合は同様)
編集部注目のジャンル【ミニカー】
Official Staff
日本最小の自動車「ミニカー」規格は日本におけるEV普及の起爆剤になりうるのか!?
電動キックボードに代表される小型モビリティだが、最近は「四輪原付」とも言える「ミニカー」にも注目が集まっている。 一般原付と自動車のいいとこどりを狙える電動ミニカーは、一人乗りモビリティの普及促進につながるだろうか。
「ミニカー」はカオスな法律の定義が生んだ三輪・四輪版原付
軽自動車よりも小さい、日本でもっともコンパクトな「ミニカー」という車両区分。このミニカー、簡 潔にいえば、三輪・四輪版の第一種原動機付自転車(以後原付)で、ほぼ原付なのに法定最高速度は60 km/hで二段階右折も不要と、ミニマムを極めたシティコミューターとしてみると、非常に興味深いモデルだ。
どうしてこんなことになる...