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【海外トピックス】経済の不透明感とともにアメリカのEVシフトが早くもスローダウンか?
昨年8月にバイデン政権が向こう10年間に渡るEVへの補助金などで4300億ドルを支出する法案を成立させ、今年4月に米国環境保護局(EPA)が2032年のEV比率が67%に達するCO2排出ガス規制案を発表した米国ですが、ここに来て、EV市場の成長スピードの鈍化や自動車メーカーのEVシフトの減速を窺わせるニュースが続いています。金利の上昇で割高なEVの購入を見合わせる消費者も出ている模様で、現地の報道を見ながらその辺りを探ってみます。(写真はフォードのEV、F-150ライトニングの生産工場)
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【海外トピックス】中国自動車市場の激変。10年ぶりの北京モーターショーで感じたこと
4月25日にメディア向けに開幕した北京モーターショーは、前回の2022年がコロナで中止になっているので4年ぶりとなります。主催者によれば、総出店社数は1500社、ワールドプレミア117台(うち海外メーカーのもの30台)、EVやPHEV(プラグインハイブリッド車)など新エネルギー車(NEV)だけで278台が展示面積22万平方メートルを埋め尽くす巨大なモーターショーで、筆者が北京を訪れたのは実に10年ぶりとなります。中国産ブランドの市場シェアが5割を超え、かつて圧倒的な存在感を示したドイツのフォルクスワーゲンやGMなどの欧米のブランドや日本の自動車メーカーが急速にシェアを落としているニュース...