EV化されたポルシェマカンが話題だが、その技術基盤の多くを共有するアウディ新6シリーズのデビューも迫ってきた。まずはクロスオーバーの「Q6 e-tron」、次いでセダン「A6 e-tron」とワゴン「A6アバント e-tron」が登場する。すでに多くの情報が公式にアナウンスされているが、今回は新世代マカンとの比較も交えながら、アウディ次世代EVを正式発表前に予習しておこう。

A6セダンとアヴァントは年内発表の可能性大

そんなQ6 e-tronに続いて登場するのが、ステーションワゴンの「A6アヴァント e-tron」、そしてセダンの「A6 e-tron」。どちらも2021年〜2022年にコンセプトモデルが公開されているが、その正式発表も近づいているようだ。各地で試作車のテスト風景が目撃されているが、その画像を見るとエクステリアはほぼコンセプトカーのイメージを踏襲しているようだ。

画像: A6アヴァント。PPEプラットフォーム、800Vオペレーション、100kWhバッテリーなどの基本コンポーネンツはA6シリーズ共通となる。

A6アヴァント。PPEプラットフォーム、800Vオペレーション、100kWhバッテリーなどの基本コンポーネンツはA6シリーズ共通となる。

メカニズムおよび機能的には、Q6 e-tronに準じているものの、車体の重量や空力との関係もあるが、こちらは700km以上の航続距離を謳い25分の充電で5%から80%への充電が可能であることは公表されている。

セダンは中国市場で、アヴァントは欧州または北米市場でそれぞれワールドプレミアされる可能性が高い。アウディは2025年までに20車種以上の新型車を投入し、このうちの10車種以上をEVとすることを発表済みだ。新たに「6」と名付けられる新シリーズは、ブランドの中核をなすモデルとしてグローバル展開され、アウディのeモビリティカンパニーへの変貌を一気に加速することになる。

This article is a sponsored article by
''.