BYDは「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」のブースにて、新型セダン「SEAL(シール)」の日本仕様モデルと既存のSUV2車種「ATTO 3」と「DOLPHIN(ドルフィン)」に加え、日本導入未定のSUV「仰望(ヤンワン)U8」とメルセデスベンツと共同開発したプレミアムミニバン「DENZA(デンツァ)D9」を展示する。
アルファードみたいなプレミアムミニバン「D9」
BYDとメルセデスベンツが共同開発したハイエンドサブブランド「DENZA(デンツァ)」シリーズからは、プレミアムミニバン「D9」も展示される。
D9は全長5250×全幅 1960×全高 1920mmで、PHEVとEV、2種類のパワートレインをラインナップし(今回展示されるのはEVのみ)ている。また独自開発した「DiSus インテリジェントボディコントロールシステム」を採用していることも特徴的だ。
2022年8月の発売開始以降、現在までに中国での累計販売台数が10 万台を超える人気モデルになっているが、日本市場導入については未定とのことだ。
まさかの超信地旋回可能なオフロードSUV「U8」
オフロード SUV「U8」はプレミアムブランド「仰望(ヤンワン)」の最新モデル。前後左右のインホイールモーターが完全に独立して制御される「e4 プラットフォーム」を採用しており、その場で 360 度回転する超信地旋回(タンクターン)が可能な驚きの仕様を誇る。
最高出力は 1100ps 以上で、0→100km/hをスーパーカー並みの3.6 秒で走り抜けられるという。オフロードでの走行性能も非常に高そうに思えるが、こちらも日本導入は未定となっている。
なお、会場では以下の日程で超信地旋回の実演も行われるので、興味のある人はぜひ足を運んでみて欲しい。
●28 日〜29日:11:30(トークショー中の実演)/15:30(トークショー中の実演)
●30日以降:11:30/15:30