「EV専用プラットフォーム」ということばをよく耳にするようになってきた。果たして従来のガソリン車用プラットフォームとはどこが違うのだろうか。そして、それは我々のカーライフにはどんな影響があるのだろうか。そのアウトラインを解説する。(タイトル写真はステランティスのEVプラトフォームイメージ図)
カーライフも大きく変貌する
よく引き合いに出されるスマホのように、EVにおいてアンダーフロアはスマホの筐体に相当し、そこにAndroidやiOSのようなOSを組み込み、ADASや自動運転領域を含むさまざまなアプリケーションでユーザーエクスペリエンスを提供するというのが近い将来のEVの姿だ。
ソフトウェア部分に各自動車メーカーのノウハウを注ぎ込むことで、内外装のデザインやパッケージングとともに独自性が発揮される時代がやってくる。

トヨタは2026年に「Arene OS」を実装した新型EV専用車の発売を予定。注目すべき新型車だ。
またソフトウェアはいわゆるOTA(Over The Air)で随時更新されるので、クルマの価値は目減りせず、いつも最新の状態にアップデートされる。
その結果、自動車のビジネスモデルも大きく変わるだろう。アプリを介した、さまざまなサブスクリプションサービスも盛んになるのは間違いない。つまり、EV専用プラットフォームは、単なるハードウェアの革新ではなく、我々のカーライフを大きく変える起爆剤となるかもしれないということなのだ。