2023年4月17日、メルセデス・ベンツはマイバッハブランド初となるフル電動モデル、「メルセデス・マイバッハ EQS SUV」を発表した。

インテリアのポイント

フロントシート搭乗者目線では、MBUX ハイパースクリーンが標準装備されていることが一番の特徴。専用装備として、「マイバッハ」モードでのインストルメントクラスターのアニメーション表示があり、2本のチューブのポインターは、速度やドライビングスタイルに応じて、風に乗って優雅に動くシルクスカーフのようなデザインが施され、同時に、数字の大きさも変化し、ダイナミックにフェードイン、フェードアウトしていくユニークなものに仕上げられている。

3つのディスプレイの機能内容と操作構造は、メルセデスEQのSUVであるEQSと共通のもので、外観は、3つのディスプレイスタイル(ディスクリート、スポーティ、マイバッハ)と3つのモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス)からカスタマイズ可能である。

画像: MBUX ハイパースクリーンが標準装備されているインパネ。ゴージャスの一語に尽きる。

MBUX ハイパースクリーンが標準装備されているインパネ。ゴージャスの一語に尽きる。

リアシートに座る“お客様”目線では、フロントシートの背もたれに設置された2つの11.6インチディスプレイで、幅広いインフォテインメント機能と快適性を体験することができる。標準装備のMBUX ハイエンド・リアシート・エンターテインメントシステムにより、リアシートからナビゲーションの目的地を選択・変更することが可能となっている。さらに、車外でも使用できる「MBUXリアタブレット」や「MBUXインテリアアシスト」も標準装備することで、カメラの助けを借りて、身体や手の動きから乗員の操作要求を認識し、読書灯の点灯等様々な機能を実行できる。

また、標準装備のエグゼクティブシートにベンチレーション、マッサージ機能、ネック&ショルダーヒーターが装備され、ふくらはぎマッサージやショーファー・パッケージも用意されている。助手席側の後席乗員がリクライニングポジションを選択すると、助手席が自動的に前方に移動し、ショーファーポジションになるユニークな機構も搭載するほか、ブルメスター社製4Dサラウンドサウンドシステムにより、音に包み込まれるような上質な音響体験を提供する。

ちなみに、各部で用いられるナッパレザーはコーヒーの殻をなめし剤に使用し、保管の際に塩を使わないことで1台あたり45kgの塩を節約するなど持続可能な方法で提供される。また、こうした自然に優しいナッパレザーと天然の木を使用した木製パーツにより、地球環境への配慮と上質さを両立した装飾が施されている。

メルセデス・マイバッハ EQS 680 SUV 主要諸元(欧州仕様)

全長:5125mm
全幅:2034mm
全高:1721mm
一充電走行距離:600km
最高出力:484kW
最大トルク:950Nm
駆動方式:4WD

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