※この記事はウェブサイト「webオートバイ」で2024年12月17日に公開されたものを一部編集し転載しています。
Acalie社はエントリーからハイエンドまで幅広くラインナップ
株式会社Acalie(アカリエ)は、ハイエンドブランドの「COSWHEEL」やエントリー向けブランドの「RICHBIT」、そして業界最高スペックを実現するブランドの「EVEREST XING」など、さまざまな電動モビリティの販売を手がけている。
ちなみに、一部製品はヨドバシカメラやビックカメラ、ドン・キホーテ、オートバックスなどでリアル店舗での販売も行われており、16歳以上が免許不要で乗れる特定小型原付モデルは累計販売台数1万8000台を突破。小型電動モビリティ分野で注目される企業のひとつといえるだろう。
「COSWEHEEL MIRAIシリーズ」は、バイクルックな電動二輪車とハイエンドの電動キックボードをラインナップしており、2025年1月に販売をスタートする2機種はいずれもバイクルックな二輪車に分類される、電動モペッドの「COSWHEEL MIRAI S」と電動アシスト自転車の「COSWHEEL MIRAI COMFORT」である。
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そもそもモペッド(≒3WAYバイク)とは何か?
今回登場する新機種は、「電動アシスト自転車仕様」と「モペッド仕様」の2種類で、両方ともペダル付きの電動モビリティ。両者の違いを簡潔にまとめるなら、モペッドは「ペダル付きのバイク」で、電動アシスト自転車は「人力のペダル漕ぎをモーターが補助してくれる自転車」である。
モペッドの特徴として、①ペダルのみで走行できるため電欠しても移動できること、②スロットルをひねれば普通の電動バイクとして使えること、③人力+モーターを併用するとパワーアップして、登坂しやすくなる点などが挙げられる。
このことから①自転車モード、②バイクモード、③人力+モーターのハイブリッドモード、という3通りの走り方ができる「3WAYバイク」として販売されることが多いが、法律上はあくまでも「バイク」。2024年11月の道路交通法改正において、モペッドは自転車モードでペダル走行している場合でも原付バイクとして扱われることが明文化されたため注意が必要だ。
モペッドの自転車モードは、自転車として使うためのものではなく、電欠時に使うものだという認識でいると良いだろう。
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