2024年10月8日、バイクパーツの販売で知られる株式会社カスタムジャパンが、ファットバイクスタイルの電動アシスト自転車「eXs e-Bike MotoLike」をリリースする。同社のモビリティブランド「eXs」から、26万5650円で販売されるという。

歩道走行できないサイズの電動アシストファットバイク

今回カスタムジャパンが発売開始する「eXs e-Bike MotoLike(エクス Eバイク モトライク)」は、極太のタイヤを履いた「ファットバイク」と呼ばれるタイプの電動アシスト自転車で、モデル名にあるとおりストリートバイクを彷彿とさせるフレームと丸型ヘッドライトやワイドハンドルが最大の特徴だ。

画像: 歩道走行できないサイズの電動アシストファットバイク

もちろん見た目だけでなく、20×4.0インチのワイドタイヤや高い制動力を誇る油圧式ディスクブレーキ、前後サスペンションなど、悪路走破性に配慮した設計がなされている。

また、SHIMANO製8段変速ギア、大型LCDディスプレイ、防水性能IP67に対応したディスプレイ、リアキャリアや小物を収納できるスペースなど、日常生活で役立つ便利機能も多数搭載しているため、街乗りからアウトドアアクティビティまで、幅広い用途に利用できるだろう。

画像: ハイビーム対応ライトや取り外し充電可能なバッテリー、前後サスペンション、IP67防水のディスプレイなどを標準装備している。

ハイビーム対応ライトや取り外し充電可能なバッテリー、前後サスペンション、IP67防水のディスプレイなどを標準装備している。

バイクではタンクにあたる部分にバッテリーが装備されており、1回の充電で約60~80kmの長距離走行が可能。バッテリーは取り外し可能なため、自宅で充電することもできる。

ボディカラーはブラックのみ、車両価格26万5650円で展開されるが、全幅が730mmと普通自転車の規定を超えているため、歩道走行が禁止されている点には注意が必要だ。

画像: 別売の「スマートライドディスプレイSRD5」やリアキャリアへのバイクボックス装着も可能だ。

別売の「スマートライドディスプレイSRD5」やリアキャリアへのバイクボックス装着も可能だ。

現在、この「eXs e-Bike MotoLike」をベースにした電動原付モデルの開発も進められているというので、続報にも期待したい。

「eXs」ブランドは高コスパの電動キックボードも手がけている

カスタムジャパンは、日本全国のバイク販売店、自転車販売店などにモーターパーツの販売が本業の会社で、一般原付モデルとしてエントリーモデルの「eXs1」とその特定小型原付モデル「eXs1 TKG」、一般原付のオフロードモデルの「eXs2」をラインナップしている。

画像: 6万円台の電動キックボード「eXs 1 TKG」は、前後サスペンションを備えた高コスパモデルだ。

6万円台の電動キックボード「eXs 1 TKG」は、前後サスペンションを備えた高コスパモデルだ。

本業のバイクパーツ開発で培った豊富なノウハウと独自の仕入ルートにより、最安の「eXs1」が6万5780円、「eXs1 TKG」が6万9080円、最上位モデルの「eXs2」でも9万8780円に抑えられているため、電動キックボードの初心者にも手に取りやすいブランドと言えるだろう。

通販では割引キャンペーンを実施していることも多々あるため、気になる方はeXs公式サイトからチェックしてみよう。

【主要諸元 eXs e-Bike MotoLike】
全長×全幅×全高     :1710×730×1070mm
適応身長        :165cm以上
重量          :43.8kg
耐荷重         :100kg
ブレーキ        :前後油圧式ディスクブレーキ
ギア段数        :SHIMANO製8段変速
バッテリー       :リチウムイオン(48V・13Ah)
モーター        :250W
航続距離        :60km~80km
充電時間        :7時間
タイヤサイズ      :20×4.0
防水性能        :メーターIP67、バッテリー・モーターIPX5
本体価格        :26万5650円

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