2025年7月7日、Acalieはハイスペックの電動モビリティ「EVEREST XING CITY(エベレスト エクシング シティ)」シリーズを発表し、同年8月1日には発売するという。同シリーズでは特定小型原付の「CITY」と電動アシスト自転車「CITY Plus」の2機種で展開され、同社のフラッグシップモデルとして位置づけられるという。

電動アシスト自転車「EVEREST XING CITY Plus」

もうひとつのラインナップ、「EVEREST XING CITY Plus」は電動アシスト自転車となる。一般的な電動アシスト自転車は定格出力250Wのモーターを採用していることも多いが、同製品では定格出力500W(最高出力1100W)を発揮するので、急坂の登坂や坂道発進など大トルクを求められるシーンで圧倒的なアシスト力を体感できるはずだ。

また、電動バイクモデルでは対応していないチャイルドシートもオプションで用意されていること、そしてサイドスタンドではなくセンタースタンドを標準装備していることなど、子どもをうしろに乗せるための装備が揃っている。ハイパワーな子ども乗せ自転車を探しているひとにうってつけのモデルである。

画像: チャイルドシートをオプションで用意。標準装備のセンタースタンドとの組む合わせで、子どもの送迎にぴったりの電動ママチャリとして便利に使えるだろう。

チャイルドシートをオプションで用意。標準装備のセンタースタンドとの組む合わせで、子どもの送迎にぴったりの電動ママチャリとして便利に使えるだろう。

なおハイパワーモーターを採用しているため、原付バイクと同じくナンバー取得や自賠責保険への加入が必要なモペッドに該当するのではないかと心配するユーザーがいるかもしれない。しかし、「EVEREST XING CITY Plus」は普通自転車・駆動補助機付自転車(いわゆる電動アシスト自転車のこと)の両方で型式認定を取得しているモデルなので、安心して利用できる。

ペダル付きということもあり、一充電走行距離は電動バイク仕様よりも40km長い100kmを実現している。充電の頻度が少ないということ、バッテリーが切れてもペダルを漕いで移動できる安心感を求めるひとは、こちらのモデルを選択すると良いかもしれない。

【主要諸元 EVEREST XING CITY Plus】

全長×全幅×全高1610×555×1100mm
(折りたたみ時)非対応
適応身長150cm以上
重量26.5kg
耐荷重100kg
ブレーキ前後ドラム式ブレーキ
ギア段数なし
バッテリーリチウムイオン(48V・13.2Ah)
モーター500W
航続距離100km
充電時間6時間
タイヤサイズ20インチ
防水性能IPX6
本体価格ベーシックモデル:17万6000円
リアキャリアモデル:18万6000円
リアチャイルドシートモデル:19万8000円

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