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【解説記事】本記事を読む前に「ミニカー」とは何かをおさらいしよう!
ミニマルだがクルマとしての実用性はバッチリ
今回試乗した「mibot」は、車両サイズが全長2490mm×全幅1130mm×全高1465mm(試作車両のデータ)で、全長はトヨタ アルファード(4995mm)の半分ほどしかない。
この小さなボディに1980年代のポラロイドカメラをモチーフとしたデザインが施されて、そのかわいらしいをより強調されているようだ。さらに、内外装の質感や走行フィーリングにいたっては、想像していた以上の高水準にまとめられている。

かわいらしく親しみやすいデザインが特徴。
全幅約1.1mのひとり乗りであるため、センターシートレイアウトを採用。ドアは左右両方とも開閉するタイプなので、狭い駐車場でも楽に乗り降りできるだろう。
インテリアもシンプルなデザインが印象的で、ダッシュボードの左端に設置されているタブレットのようなディスプレイに速度やバッテリー残量、音楽再生画面やエアコンの設定など、車両に関わる表示のすべてが集約されている。
しかも、手持ちのスマホと車体を連携させると車内スピーカーと連動した音楽再生も可能になるというから驚きである。
ちなみに、広島県に新設された工場で生産される「日本車」だが、ウインカーレバーがハンドルコラムの左側にあったり、ワイパーレバーが右側にあるなど、輸入乗用車と同様の配置になっている。

ダッシュボード左端にマルチインフォメーションディスプレイを搭載。ここからさまざまな機能を操作・表示できる。

高機能ミニカーとして開発が進められている。
なお、車体上部はほぼ全面が窓で覆われているが、すべてのパネルにIRカット(遮熱)、UVカット機能が搭載されていることもあり、太陽光による眩しさや暑さを感じることはなかった。
エアコンやシートヒーターも標準装備されるそうなので、季節を問わず安心して利用できることだろう。
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