●車椅子用電動プーラー(WHEELCHAIR E-PULLER)
オーストリアのモビリティスタートアップKlaxon社と共同開発。通常の車椅子を電動車椅子に変換する補助装置で、200台を配備予定。利用者は簡単かつ自立した移動が可能になる。パラリンピック選手村では、約50台をKINTOモビリティアプリを通じてシェアモビリティとして村内で利用可能とするほか、開会式では少なくとも150台が、選手、国内パラリンピック委員会、スタッフによって使用される。なお航続距離は25km、最高速度は開会式中は3〜4km/h、選手村では6〜8km/hに制限される。


電動プーラー(左側)は専用ブラケットを介して車椅子に取り付ける。
また、ユニークな試みとして使用済みの「トヨタ・コースター」のエンジン機関部を燃料電池モジュールに置き換えたFCバスが運行される。10台が製作され、主に来場者の移動に利用される。なお大会終了後は、現地でそのままモビリティとして運行される予定だ。

小型バス「トヨタ・コースター」の動力機関部を燃料電池システム(写真)に交換。10台が製作され主に観客の移動に利用される。
MIRAIやHEV/PHEVなどもバックアップ
お馴染みのMIRAI、車椅子のまま乗車可能なプロエースEV(WHEELCHAIR-ACCESSIBLE BEV)、 さらにPHEVやHEVなど会場間の移動などトヨタが強力にバックアップする。

日本でも発売されている「C+walk」も活躍する。座位型のS(写真)はアスリートや関係者、立位型のTは大会スタッフやボランティアが使用予定。
また、コンパクトなラストワンマイルモビリティとして日本でもおなじみの「C+walk S」や「C+walk T」も会場で大活躍しそうだ。アスリートたちの華々しい活躍とともに、世界中から集まる観客たちが、日本の電動車テクノロジーに驚くことは間違いないだろう。

アスリートの活躍とともに日本の電動テクノロジーを世界中に印象付ける。(All rights reserved - Paris 2024/Florian Hulleu)