展示はいま注目の「蔦屋家電+」で7月3日まで
展示施設の「蔦屋家電+」は世界中のユニークなプロダクトやサービスを発見・体験できる次世代型ショールーム。最新テクノロジーを駆使した家電製品をはじめ、優れた技術を生かして開発された日用品、食品などのほか、さらには住まいづくりに関わることまで、最新プロダクトやサービスに直接触れることが可能だ。展示期間は2024年4月5日(金)~7月3日(水)までで、営業時間は10:00から20:00までとなる。
展示期間:2024年4月5日(金)~7月3日(水)まで
展示場所:蔦屋家電+(プラス)
アクセス:東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C.テラスマーケット 二子玉川 蔦屋家電1F
営業時間:10:00〜20:00
日本専用モデルとして登場した理由
今回展示されることになった「HOVERAir X1 Smart」は、2023年に発売が開始され、ニューヨーク・タイムズ紙の「The Best of CES 2024」に選ばれ、世界各国で10万人以上のユーザーから支持を受けている大人気モデル「HOVERAir X1」を日本市場専用に120gから99gまで軽量化した日本限定モデルだ。
120gから99gにダイエットした理由は、日本の航空法では、100g以上のドローンは「無人航空機」として国土交通省に機体登録をする必要があり、登録せずに飛行すると1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科される点や、屋外で飛ばす場合に飛行空域によっては事前に許可・承認が必要となってしまうためだ。
海外モデルにあった折りたたみ機構の廃止に、機体サイズの小型化やバッテリー容量の削減(1050mAh→690mAh)も行い、100g未満(99g)に重量を抑えて航空法の規制外とすることで、誰でも気軽に楽しめるモデルに仕上げられている。
ちなみに、ドローンには免許制度が存在するが、自動車などのように取得しないと飛ばせないというわけではない。民間資格と国家資格の2種類に分類され、国家資格の無人航空機操縦士資格を取得すると、飛行空域の範囲が拡大したり、飛行申請や目視外飛行の可否などのドローン飛行時の制約を緩和させることが可能になる仕組みとなっている。