2024年2月13日、KINTOは旧車コミュニティ「Vintage Club by KINTO」において、トヨタ自動車が東京オートサロン2023および2024にて公開した、電気じどう車「AE86 BEV Concept」の試乗申し込み受付を開始した。受付期間は2月13日~2月26日までで、価格は2万円/3時間となる。

AE86レビンのコンバートEV「AE86 BEV Concept」

「AE86 BEV Concept」は、もともとは東京オートサロン2023で初公開されたコンセプトカー。新車開発で培ってきた電動化ノウハウを活用し、AE86のボディや車重の軽さ、前後の重量のバランスは維持しつつも、BEVの特徴である高い駆動力やマニュアルトランスミッションの採用により従来以上の走りの楽しさを感じられる車両を目指して開発された、いわゆるコンバートEVである。

画像: パワートレーン以外はほぼオリジナルを保っている

パワートレーン以外はほぼオリジナルを保っている

パワートレーンには、ピックアップトラックのタンドラHEVのモーターとNX PHEVのバッテリーを採用し、東京オートサロン2023で初公開された時よりも出力/トルクともに向上して、95kW、150Nmとなった。

ちなみに、AE86の特徴である車体重量の軽さはどうなったかというと、ベースの960kgから110kg増えて1070kgになってはいるものの、EVならではのトルクの太さとBEVとしては軽量な車体で全体のバランスは維持している。

さらに、ATでさえトランスミッションを搭載したEVは珍しいのに、これは驚きの"6速MT"を採用しているため、トヨタが掲げる”FUN TO DRIVE”を実現している。

画像: 東京オートサロンに出展した「AE86 BEV Concept」

東京オートサロンに出展した「AE86 BEV Concept」

EVなのでエンストは発生せず、本来EVでは味わえないはずの「速度域に応じたギア選択」の愉しみをMT付きEVでどこまで再現できているのかにも注目が集まることだろう。

【主要諸元 AE86 BEV Concept】
全長×全幅×全高 :4215×1625×1315mm
ホイールベース :2400mm
車両重量 :1070kg
最高出力 :95kW(129ps)
最大トルク :150Nm
バッテリー総電力量 :18.1kWh
駆動方式 :2WD(後輪駆動)

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