米国で先行発売されていた11代目となる新型アコードが、2023年9月21日に2024年春より日本でも販売されることが発表された。その新型アコードでスマートモビリティJPが注目したのは「Google ビルトイン」を搭載したことだ。(タイトル写真は「Google ビルトイン」を採用した新型アコードのインパネ)

ひとつのグーグルアカウントでスマホやPCと連携

たとえばエアコンの温度設定やシートヒーターのON/OFFといったことを可能としているのはもちろんだが、今までなら一旦停止してから操作していた機能も運転中に操作できてしまう。

たとえば走行中に「お腹空いた!」と一言告げれば自動的に周辺のレストランなどを提案してくれ、しかもそこを目的地設定すると、営業終了時間が迫っていることなど必要な情報も案内される。これぞまさにGoogleマップの面目躍如といったところだろう。

さらに素晴らしいのは、一つのGoogleアカウントの下でシームレスに利用できるようになることだ。仮にスマホやPCなどで過去にGoogleマップで検索していれば、それが車載上で反映できるし、スケジュールから約束の場所を目的地として設定することも可能になる。

また、契約しているSpotifyなどから音楽を絞り込めるため、聴きたい曲があったらその楽曲名を告げるだけ。携帯電話に届いたメッセージや電話の着信も常に監視しながら素早く返信できる。これらの体験によりドライブが一段と楽しくなってくることは間違いない。

画像: Googleビルトイン上で展開されるGoogleマップは、中央のディスプレイだけでなくメーター内でもマップが表示される。

Googleビルトイン上で展開されるGoogleマップは、中央のディスプレイだけでなくメーター内でもマップが表示される。

また、ダッシュボード中央にはホンダ車最大となる12.3インチの大型ディスプレイがセットされ、メーターパネルに10.2インチの液晶ディスプレイを装備した。特にGoogleマップビルトイン上で動作するGoogleマップの表示はメーター内でも展開される上に、11.5インチ相当となるヘッドアップ上で案内されるルートガイドとも相まって、少ない視線移動でこれらが確認できる。これは安全上も大きなポイントとなるだろう。

画像: 11.5インチ相当のサイズで展開されるヘッドアップディスプレイには、ルートガイドなどがわかりやすい表示で展開される。

11.5インチ相当のサイズで展開されるヘッドアップディスプレイには、ルートガイドなどがわかりやすい表示で展開される。

車載のジャイロセンサーや車速パルスを反映し高度な測位能力

Googleマップを使っている時の測位能力も、スマホで使っている時よりも大幅に引き上げられている。というのも、新型アコードのGoogleビルトイン上で動作するGoogleマップでは、ジャイロセンサーや車速パルスが反映されるため、GPS受信がうまくいかなくても安定した測位を継続できるようになっているのだ。これはGPSのみに測位を頼っていた従来のカーナビ用アプリにはない大きなアドバンテージと言っていいだろう。

ただ、Googleマップが持つルート案内中の“癖”はそのままのようだ。実は、Googleマップは検索能力の高さについては高く評価されている一方で、ルート案内中は狭い道へショートカットして案内する傾向があり、何かと不便を強いられることが少なからずある。多くのシーンでは問題なく案内されるはずだが、初めての道路でこの症状が出始めると「従来のカーナビの方が良かったのではないか」そう感じる人がいても不思議ではない。

新型アコードのGoogleビルトインでは、Google Playを使ってアプリを追加する機能を備えられているため、その対応策として車載カーナビに近いルート案内が得られることで知られる「Yahoo!カーナビ」、」「Yahoo!マップ」をインストールして対応したくなる。

画像: Googleマップでルートを探索すると、「おすすめ」以外に「高速優先」「一般優先」が一覧で表示。ルート案内中の変更にも対応する。

Googleマップでルートを探索すると、「おすすめ」以外に「高速優先」「一般優先」が一覧で表示。ルート案内中の変更にも対応する。

しかし、残念ながらGoogleビルトインのGoogle Play上にその用意はなかった。となると新型アコードではGoogleマップを使うしかない・・・・と思ったが、実は一つの対応策があった。それは、Googleビルトイン上でCarPlay/Android Autoを活用する方法だ。

CarPlay/Android Autoなら、「Yahoo!カーナビ」、「Yahoo!マップ」が動作することは確認済みだ。ただし、これを使った時はあくまでスマホ内での動作となるため、車速パルスの反映はなく、メーター内ディスプレイへの表示も行われない。

とはいえ、先行してインフォテイメントシステムをGoogle化していたボルボ車であっても対応しているのはCarPlayのみだった。Android Autoにまで対応できているのは新型アコードが日本国内では初めてなのだ。これはぜひ活用することをオススメしたい。

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