2023年7月11日、家電量販店でおなじみのヤマダデンキは、NHPソリューション(以下、NHP)のEV/PHEV用普通充電器「ACスマートチャージャー」の販売を全国の店舗で開始した。大手家電量販店が普通充電器の販売を手掛けるのは業界初の試みとなる。

大手家電量販店が手掛けるEV施策のひとつ

ヤマダデンキはEVを「21世紀の新しい家電」と位置づけ、7月から神奈川県と埼玉県の5店で法人向けに軽商用車「ミニキャブMiEV」と軽EVの「eKクロスEV」の新車発売を開始、さらに充電ステーション事業を手掛ける株式会社プラゴとの協業も発表。全国のヤマダデンキ店舗でのEV充電サービスの展開も発表している。

画像: 壁面に手軽に取り付けられる住宅用6kW普通充電器。

壁面に手軽に取り付けられる住宅用6kW普通充電器。

発売が開始された「ACスマートチャージャー」は、自宅に併設された駐車場の壁面に取り付ける、いわゆるウォールタイプの住宅用6kW普通充電器(価格は税込み21万8000円から)。従来型(3kWタイプ)に比べ2倍の高出力タイプで、充電スピードを大幅に短縮しているのが特徴だ。

一般家屋に調和するシックでスタイリッシュなデザインを採用し、ケーブルを除く本体重量は約3kg、しかもコンパクトなので取り付け場所を選ばないのも戸建て向きだ。動作状況は本体に内蔵されたランプの色で確認できる。

画像: IDカードによる認証を行うので「盗電」対策も万全。

IDカードによる認証を行うので「盗電」対策も万全。

充電は専用RF-IDカードの認証(非接触ID)によって行うので、留守中や長期不在時のいわゆる「盗電」防止対策にも有効。また専用アプリ「HomeCharger」と連携しており、スマホによる遠隔操作も可能。充電の開始/停止を始め、充電時間のスケジュール設定、さらに充電時間の履歴確認やCO2削減量のチェックが行える。

矢継ぎ早にEV施策を打ち出すヤマダデンキ。新たなプレイヤーの参入で、EV業界はさらに活気づくだろう。

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