水素モビリティからアウトドアライフ全体へ
ユーオンは、水素燃料電池システムを搭載したアシスト自転車を開発しているモビリティ企業。2025年大阪・関西万博への車両提供や型式認定取得、長崎県時津町での導入など、少しずつ運用実績を積み重ねてきた。

水素活用の電動アシスト自転車として日本初の型式認定を取得した「24型 水素燃料後輪駆動電動アシスト自転車『U200』」。
今回、水素の利用シーンを広げる製品を投入することで、アウトドアライフ全体をサポートできる製品ラインナップ拡充を図る。
【ポータブル水素製品】
・非常用電源(ポータブル発電機)「HEC09」:持ち運び可能な水素燃料電池発電機(本体重量4.6kg)。0.39Lの水素ボンベ1本に20gの水素を貯蔵し、定格出力120W、1回あたり250Wh発電可能。USB×2、Type-C×2ポートを備え、キャンプでの電源確保や災害時の非常用電源として「必要な場所へエネルギーを持ち運ぶ」選択肢を提供する。
・水素グリル「HEC-S002」:本体に耐久性の高い304ステンレス鋼を採用したポータブルBBQグリル(本体重量6.9kg)。100~180度の温度調整ができ、ボンベ2本(総水素量40g)を使用して約90分(150度設定時)の連続使用が可能。
【水素生成・充填システム】
・ HESS10(小型):0.39Lボンベ1本用(充填所要時間 約6時間)。PEM方式による水素生成能力37.8L/h。個人向け製品。
・HESS01(中型):最大10本の水素ボンベを同時充填可能(PEM方式 250L/h)。複数台の製品を運用するアウトドア施設や事業者向け。
・HESS02(大型):最大20本を同時充填できる産業用水素充填システム(PEM方式 500L/h、充填所要時間 約10時間)。大規模施設向け製品。

主な製品ラインナップ。
なお、親会社のイクヨグループの保有する国内工場・製造ネットワークを活用し、法人向けのOEM加工やカスタマイズにも対応するという。
今回のラインナップ拡充で、水素を「つくる・ためる・つかう」という水素利用サイクルを網羅する製品群を提供開始する。同社は今後も、さらなる製品ラインナップ拡大と、イクヨグループの強みを活かしたパートナー協業を通じて、水素エネルギーを身近に利用できる社会の実現に貢献する方針だ。
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