2026年7月1日、スズキはインドのアーメダバード市で個人用高速輸送システム導入に向け、ThothとGlydwaysと覚書を締結した。インドグジャラート州・アーメダバード市内にある高速鉄道の接続予定ターミナル駅の周辺アクセス性向上が期待されている。

軽自動車程度のサイズ感が特長の高速個人輸送システム

Glydwaysは、軽自動車なみの小型EVを専用レーンで隊列自動運転させる、オンデマンド型Personal Rapid Transit(PRT、個人用高速輸送システム)を開発している米国スタートアップだ。インフラ整備や運用コスト、車両台数を抑えながら必要な時に必要な台数だけ配車できることから、効率的で利便性の高い新しい交通システムとして注目を集めている。

画像: 専用レーンを走行するイメージ。

専用レーンを走行するイメージ。

スズキは、2024年5月に初めてGlydwaysへの出資を行って以降、アトランタ、サンノゼ、コントラコスタなどのアメリカの都市、郡での事業化、アラブ首長国連邦をはじめとする中東での導入検討、車両の量産に向けた技術開発協力などを進めてきたという。

スズキは今回Glydwaysと、そしてインドで都市開発を手掛けるThoth Infrastructure Private Limitedを加えた3社間で、インド・グジャラート州アーメダバード市サバルマティ地区における次世代モビリティの導入に向けた協議・検討を開始する覚書を締結し、新公共交通システム導入の可能性を探ることになった。

同地区では、街中での短距離移動需要が高く、さらにターミナル駅「Sabarmati Multimodal Hub」には今後建設予定の高速鉄道が接続するため、駅へのアクセス増加が見込まれる。GlydwaysのPRTは、低コストで導入可能であり、渋滞緩和や環境負荷低減への貢献できるため、最適な移動手段のひとつとなりうると期待されている。

画像: 駅周辺のアクセス性向上への貢献が期待されている。

駅周辺のアクセス性向上への貢献が期待されている。

スズキは今回の覚書締結を含め、地域に寄り添ったインフラモビリティの提供を通じて、インドの中長期的な発展に貢献していく方針だ。

This article is a sponsored article by
''.