世界に7万5000基、国内は707基を展開
テスラは持続可能なモビリティの実現に向け、スーパーチャージャーネットワークの拡大を進めており、日本国内においては、現在141カ所で計707基が稼働している。同ネットワークは北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域の主要ルートを中心に展開され、世界最大級となる7万5000基以上という規模を誇る。
テスラが独自設計したスーパーチャージャーは、テスラが公開した充電規格「NACS」を基盤としている。北米を中心に日本の自動車メーカーを含むほぼすべての自動車メーカーがこの規格の採用を決定しており、普通充電や急速充電の両方に対応するNACS規格は今後さらに拡大する見込みだ。
最大250kWの高出力により約15分で最大275kmの走行分を充電でき、旅行や日常の移動中に停車回数と時間を最小限に抑えられるよう、戦略的に配置されている。
また、日本国内700基目のスーパーチャージャー設置を記念して、テスラは特別なキャンペーンを開催する。同キャンペーンでは、ミッドサイズセダン「Model 3」またはミッドサイズSUV「Model Y」を7日間にわたり貸し出し、期間中スーパーチャージャー使い放題の特典が提供される。応募期間は2025年12月17日から2026年1月18日までで、詳細は公式サイトで確認できる。
7日間の車両貸出と期間中のスーパーチャージャー使い放題特典が付与されるキャンペーンを実施。
さらに、テスラは「充電パスポート」と題し、スーパーチャージャーネットワークを使用して世界を旅した軌跡を振り返る企画も開催される。2025年に利用したスーパーチャージャーの象徴的な充電スポットや充電マイルストーンを記録し、特別なバッジを獲得することが可能だ。
テスラアプリ内に表示される「充電パスポート」
ちなみに、総エネルギー量、訪問したユニークなスーパーチャージャーサイト数、訪問したスーパーチャージャー間での走行距離の3つのカテゴリで上位3位に入ったテスラオーナーには、対象車両に「スーパーチャージャー無料充電特典」が進呈されるという。
なお、このキャンペーンはグローバル規模で実施されるものであるため、無料充電特典の倍率はかなり高いことが予想されるが、気になる方はテスラ公式サイトで詳細を確認してみてはいかがだろうか。
