12月5日~7日までの3日間にわたり、インテックス大阪にて開催される西日本最大級のモーターイベント、「Japan Mobility Show Kansai 2025 / 第13回大阪モーターショー」。そんな同イベントが、今回より新たな試みとして、今後の交通社会を担う新たなハード/ソフトを幅広くご紹介する「次世代モビリティコーナー」を開設することとなった。今回は、そんな「次世代モビリティコーナー」に出展している主な出展社と、試乗コーナーの様子を簡単ながらお届けしようと思う。

ダイゾー

画像: ダイゾーのEVトライク「eNEO(イーネオ)」シリーズは、3kWを誇るハイパワーモデルの「NEO-ONE(ネオワン)」と出力が2kWである通常モデルの「NEO-Light(ネオライト)」の2種類で構成される。

ダイゾーのEVトライク「eNEO(イーネオ)」シリーズは、3kWを誇るハイパワーモデルの「NEO-ONE(ネオワン)」と出力が2kWである通常モデルの「NEO-Light(ネオライト)」の2種類で構成される。

なお、今回分類的には「次世代モビリティコーナー」に属するにも関わらず、諸派の事情により5号館への出展となった企業も存在する。その内の一社がEVトライク「eNEO(イーネオ)」シリーズをリリースしているダイゾーだ。

「eNEO(イーネオ)」シリーズは、「前輪1つ、後輪2つ」という3人乗りのEV。トゥクトゥクのような見た目が特徴で、ハイパワーモデルの「NEO-ONE(ネオワン)」と通常モデルの「NEO-Light(ネオライト)」の2モデルがラインナップされている。

「eNEO」シリーズの操舵装置はバイクと同じ「バーハンドル」だ。ハンドル操作はバイクや自転車と同一で、運転挙動は3輪のクルマという少し特殊な運転感覚を味わうことができる。

同社の最高速度は50km/hと、今回出展された他の電動モビリティと比較し、遥かに高速であるため、走行距離が限られた「大阪モーターショー」の試乗コーナーにおいては、そのスペックの片鱗しか味わうことができないが、ダイゾーは会場からほど近い距離に大阪本社Garageを有しており、そこで試乗を受け付けている。会場での試乗を通し、より本格的な乗車を楽しみたい場合は、同所に試乗の予約を行うのも良いだろう。

MSI

画像: 2025年10月にEV充電市場への本格参入を表明したMSI。今回の「大阪モーターショー」においては、初公開となる急速充電器「MSI Hyper 80 Dual」の展示により、注目を集めている。

2025年10月にEV充電市場への本格参入を表明したMSI。今回の「大阪モーターショー」においては、初公開となる急速充電器「MSI Hyper 80 Dual」の展示により、注目を集めている。

同じく5号館への出展となったのが、台湾のPCメーカー、MSIによるEVソリューションの展示ブースだ。

画像: 今回、日本初のお披露目となった急速充電器「MSI Hyper 80 Dual」。幅30cmとスリムなスタイル、機体前面に設置された充電口、ケーブルの磨耗を防ぐアーム式ケーブルホルダーの採用が主だった特徴だ。

今回、日本初のお披露目となった急速充電器「MSI Hyper 80 Dual」。幅30cmとスリムなスタイル、機体前面に設置された充電口、ケーブルの磨耗を防ぐアーム式ケーブルホルダーの採用が主だった特徴だ。

2025年10月に、日本EV充電市場への本格参入を正式に発表した同社だが、今回の「大阪モーターショー」においては、国内初となる急速充電器「MSI Hyper 80 Dual」の展示が話題を呼んでいる。

同製品の特徴は幅30cmとスリムな形状、機体前面に設置された充電口、ケーブルの磨耗を防ぐアーム式ケーブルホルダーの採用。充電規格はNACS/CHAdeMOに対応しており、2つの充電口の充電規格の組み合わせは選択が可能だという。

また機体に備え付けられた10.1インチディスプレイには充電状況その他の様々な情報を表示することができ、同社の発売している普通充電器同様に、MSIが提供するアプリや「eConnect エネルギー管理システム」による管理・遠隔操作も可能とのことだ。

なお、同製品のリリースは2026年を予定しているとの事なので、情報が入り次第、改めて詳細をお伝えする予定だ。

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