シールの一部改良モデルが登場、新価格では最安400万円台に
今回のアップデートでは、装備の一部が改良され、後輪駆動(RWD)と四輪駆動(AWD)の2モデルが展開される。価格は後輪駆動モデルが495万円、四輪駆動モデルが572万円に設定され、特に後輪駆動モデルは500万円を切る価格で提供される。

後輪駆動モデルは400万円台で販売される。
シールはセダンタイプのBEVで、BYDが独自に開発した「先進的なバッテリー技術」「最新のEVプラットフォーム」「安全・快適装備」「スタイリッシュなデザイン」「長い航続距離(RWDでは640km)」「価格を超える装備」などが高く評価され、「先進的なEVセダン」として注目を集めているという。
今回の改良では、エアコンの冷却性能や静粛性、V2H効率などが向上したほか、CarPlayのワイヤレス接続にも対応するなど、機能面が強化されている。また、従来はAWDモデルのみ搭載されていた機械式油圧可変ダンパーを後輪駆動モデルにも標準装備し、AWDモデルには新たに電子制御式サスペンション「DiSus-C」が採用され、乗り心地と操縦安定性が向上した。
エクステリアでは、新しいデザインの19インチアルミホイールを採用し、AWD仕様には赤く塗装されたブレーキキャリパーが装備されるなど、スポーティな印象がより強調されている。
一方、インテリアでは、全車に電動サンシェード付きガラスルーフを標準装備し、運転席にサングラスケースを追加するなど、日常利用の快適性が高められている。

シールのRWDモデル、AWDモデルのアップデート内容。
一部改良モデルは、「Japan Mobility Show 2025」に展示される予定で、主催者公式プログラムの試乗体験「Personal Mobility Ride」にて抽選で試乗が可能だ。さらに、2025年12月末までに購入・登録を完了した顧客には初期購入特典が提供される。
【主な追加装備、変更点】
エクステリア
・19インチ新デザインアルミホイール
・レッドブレーキキャリパー(AWDのみ)
・リアエンブレム変更(BYD SEAL → SEAL)
インテリア・機能装備
・電動サンシェード(ルーフ)
・サングラスケース(運転席)
・エアコン性能強化
- 冷却性能向上
- 空気清浄機の強化
- 静粛性の向上
パフォーマンス
・可変ダンピングアブソーバー(RWD)
・DiSus-C(AWD)
・V2Hの効率向上
エンターテインメント
・ワイヤレスCarPlay®
・デジタルNFCキー
【初期購入特典】
対象者:2025年12月末日までに成約・登録を完了したユーザー
・ETC車載器
・ドライブレコーダー
・BYD Wall box EV用壁掛式AC充電ボックス3kW用+取り付け費用サポート8万円
・リアスポイラー+ブラックエンブレム(AWDのみ)

