2025年9月23日、スカイドライブは空飛ぶクルマのデモフライトを完了した。大阪・関西万博会場と大阪港バーティポートにて、計18日間にわたり実施された同フライト実証は、無事故で終了したという。

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都市部でのデモフライトが無事完了

SkyDrive(スカイドライブ)は、eVTOL(空飛ぶクルマ)を開発している日本企業である。大阪・関西万博の会場内「モビリティエクスペリエンス」で、2025年7月31日から8月24日にかけてデモフライトを実施した。

また、大阪港バーティポートでは、9月6日から12日にかけて慣熟飛行、9月13日にはセレモニー、そして9月14日から23日まで一般来場者を招待したデモフライトを行った。

ちなみに、大阪港バーティポートは、大阪メトロによって整備された空飛ぶクルマ専用の離発着場で、住宅や店舗、エンターテイメント施設が近隣に位置する都市部に立地している。

画像: 大阪港バーティポートにて、格納庫から出てくるようす。

大阪港バーティポートにて、格納庫から出てくるようす。

同社によると、都市部で空飛ぶクルマのデモフライトを計18日間にわたり成功させた事例は、世界的にも稀有な実績であるようだ。

今回のデモフライトは、国内外の幅広い層に未来の移動手段を体感させる貴重な機会となり、空飛ぶクルマの社会受容性の向上を大きく後押しした形となる。

スカイドライブの空飛ぶクルマは、2026年春には小岩井農場、2028年には大阪での商用運航開始を予定している。どのように社会に浸透していくか、今後の展開にも注目である。

画像: 大阪での商用運航対象エリアのイメージマップ。

大阪での商用運航対象エリアのイメージマップ。

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