2025年3月27日、ゲキダンイイノの自動走行モビリティ「iino」が同日オープンの「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」に導入された。同車両は「好きな場所で自由に乗り降りできる柔軟性」というメリットを持った3人乗りの乗り合いモビリティである。

好きなタイミングで自由に乗り降りできる「乗り合いバス」的なモビリティ

「iino」は、2023年4月1日に新設された「遠隔操作型小型車」という区分にカテゴライズされる、歩道などを走行することが認められた自動運転モビリティだ。

車体のサイズや最高速度など、主な条件が電動車椅子とほぼ同等で、遠隔操作または自動運転で運行される新ジャンルの車両として規定されている。

【遠隔操作型小型車の主な条件】
・全長×全幅×全高:120×70×120cm以下
・原動機として電動機を用いること
・6km/hを超えないこと
・歩行者に危害を及ぼすおそれがある鋭利な突出部がないこと

今回導入される「iino」のベース車は「iino type-S712」で、712という数字は前述のサイズ要件(全幅70cm以下・全長120cm以下・全高120cm以下)を満たした仕様であることを表している。

【ベース車両情報:iino type-S712】
・名称:iino type-S712 (イイノ タイプ エス 712)
・サイズ:全長119.5×全幅69.5×全高105.0cm
・最高速度:5km/h
・最大乗車人数:3人

ちなみに「遠隔操作型小型車」は車両サイズの要件が電動車椅子と同じで小さいため、一般的には一人乗りモデルが多いが、「iino」は立ち乗りタイプにすることで最大3人まで乗車できるように設計されている点が最大の特徴である。

画像: 2023年の実証実験時のようす。電動車椅子サイズの車体に3人乗車するので、同乗者との距離感は近い。

2023年の実証実験時のようす。電動車椅子サイズの車体に3人乗車するので、同乗者との距離感は近い。

周囲にいる歩行者の状況に合わせて速度を変化させ、降りるときはモビリティの端2カ所にある出っ張りのセンサー部分に手をかざして停止させるスタイルであるため、ユーザー目線での利用方法もユニークである。

この立ち乗り型モビリティにはもうひとつのメリットがある。電動キックボードと同様に目線が高くなるため、普段とは少し違った景色を楽しめる点も、一般的な着席型の歩道走行モビリティでは味わえない「iino type-S712」ならではの醍醐味と言えるだろう。

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