2025年3月9日、SWALLOW(スワロー)は特定小型原付区分の電動バイク「MOPERO mini cargo(モペロ ミニ カーゴ、以下モペロ)」を先行発売する。今回は、そのプロトタイプモデルに試乗する機会を得たので、早速レビューしてみた。(タイトル写真はSWALLOW代表の金 氏)

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【解説記事】「モペロ」が属する「特定小型原付」ってどんな車両区分なの?

メインユーザーであるシニア層からの声に応えて開発された新モデル

SWALLOW(スワロー)は、2018年に設立された電動マイクロモビリティを専門に扱うブランドで、電動キックボード3機種(原付二種・原付一種・特定小型原付)と電動バイク1機種(特定小型原付)の計4モデルをラインナップしている。

画像: 左から特定小型原付の「ZERO9 Lite」、原付二種の「ZERO10X」、特定小型原付の「Fiido Q1S」

左から特定小型原付の「ZERO9 Lite」、原付二種の「ZERO10X」、特定小型原付の「Fiido Q1S」

同社によると、SWALLOWの特定小型原付を購入したひとのおよそ9割が50歳以上のシニア層であり、そうした既存機種ユーザーからのニーズを収集して新型車に反映させている。今回登場する「MOPERO mini cargo(モペロ ミニ カーゴ)」においては、4つのポイントを盛り込んで開発されたという。

①荷物の載せられない電動キックボード型ではなく、自転車のように積載力がある車体
②電動アシスト自転車でも漕ぐのがつらい急坂を登れる登坂性能
③取り外して自宅の中でも充電可能なバッテリー
④足つきの良い低サドル構造

今回のプロトタイプ試乗では運転した印象や、こうしたポイントとなる要素を見ていこう。

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