2025年3月9日、SWALLOW(スワロー)は特定小型原付区分の電動バイク「MOPERO mini cargo(モペロ ミニ カーゴ、以下モペロ)」を先行発売する。今回は、そのプロトタイプモデルに試乗する機会を得たので、早速レビューしてみた。(タイトル写真はSWALLOW代表の金 氏)

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【解説記事】「モペロ」が属する「特定小型原付」ってどんな車両区分なの?

モペロとFiido Q1Sの異なる個性

近年高まるセキュリティ意識に対応して、車両のロック解除はNFCチップを液晶メーター画面にかざす方式を採用。反応は良好で、しかも素早く起動するのでストレスなく運転に移行できるだろう。車両のロック(電源オフ)も同様にNFCタグをかざして行う方式だ。

画像: 車体電源のオン・オフはNFCタグをメーター画面にかざす方式を採用。反応がとても早いので急いでいる場合でもストレスにはならないだろう。

車体電源のオン・オフはNFCタグをメーター画面にかざす方式を採用。反応がとても早いので急いでいる場合でもストレスにはならないだろう。

上述したとおり、SWALLOWが用意するバイクタイプの特定小型原付は「Fiido Q1S」と、今回の「モペロ」のふたつのラインナップとなっており、それぞれ特性が大きく異なる。

「坂道が多い」、「航続距離(充電頻度)が気になる」、「荷物をたくさん載せたい」、「屋内で充電したい」、「歩道走行機能も欲しい」というニーズがあるなら「モペロ」を検討してみるのはどうだろうか。一方で、「ソファのような座り心地のサドル」や「車体の軽さ」などにこだわるのであれば、「Fiido Q1S」を選択すると良いかもしれない。

なお、「モペロ(のベースモデル)」の防水性能はIP54相当だという(正確な性能は未確認)。雨天時の積極的な利用は推奨しないが、雨に当たっても大丈夫な程度の防水性は備えているようだ。「Fiido Q1S」はIP34なので、屋外での保管をするユーザーなら「モペロ」が候補になるだろう。

ボディカラーのラインナップは、アウトドアテイストの「メタリックグレー(本記事の試乗車)」と「オリーブ」、ポップなテイストの「ベージュ」と「イエロー」の計4種類で展開され、一般販売価格はいずれも18万9800円(送料込みの価格:19万9680円)になる見込みだ。

画像: 計4色をラインナップする。本記事に登場するのは「メタリックグレー(ガンメタリック)」だ。

計4色をラインナップする。本記事に登場するのは「メタリックグレー(ガンメタリック)」だ。

2025年3月9日12時にマクアケにて開始される先行発売では、台数限定で最大35%OFFの13万3250円での販売となるほか、オプションアクセサリとしてフレームに取り付ける「サイドバッグ」や、車体フレーム中央部のセンターバッグをジッパー付きの高機能品に交換する「防水タクティカルバッグ(本記事の試乗車にも装着)」なども用意されるという。

また発売当日には「トキカフェ神楽坂」で特別試乗会(10時〜18時)を実施するという。購入前に実車を確認したい人、またマクアケでの購入方法がわからない人は、足を運んでみてはどうだろうか。

画像: 「モペロ ミニ カーゴ」の登坂走行シーン。実測で勾配32%までは上れることがわかっているという。 youtu.be

「モペロ ミニ カーゴ」の登坂走行シーン。実測で勾配32%までは上れることがわかっているという。

youtu.be

【主要諸元 MOPERO mini cargo】
全長×全幅×全高     :1280×550×1120mm
重量          :26.4kg
耐荷重         :200kg
ブレーキ        :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応   :あり
バッテリー       :リチウムイオン(48V・13Ah)
モーター        :500W
航続距離        :50km(体重70kgの場合)
充電時間        :5〜6時間
タイヤサイズ      :12.5インチ
本体価格        :18万9800円

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