ミニマムなモビリティロボット「mibot」
KGモーターズは、これまで仮称「ミニマムモビリティ」としていた小型EVの正式名称を「mibot(ミボット)」にすると発表した。「mibot」という名前は、「ミニマムなモビリティロボット」を意味するそうで、未来の自動運転を目指したミニマムなモビリティロボットとして持続可能でワクワクする移動を実現するために開発が進められるという。量産、販売開始は2025年が予定されている。
「ミニマムモビリティ」改め「mibot」は、車両区分上、四輪版原付とも言える「ミニカー」と呼ばれる日本最小の自動車に分類されるマイクロモビリティだ。1980年代のポラロイドカメラをモチーフにレトロでありながら近未来を感じさせる前後対称のデザインに加え、1人乗りセンターポジションで走る楽しさを追求している。
また、小型・軽量であるため環境性能に優れており、ミニカー規格であることにより車検不要・税金も安く済むことで維持費のコスパにも優れている。
【主要諸元(予定) KGモーターズ mibot】
全長×全幅×全高 :2490×1130×1465mm
最大積載量 :45kg
航続距離 :100km(30km/h定速走行テスト値)
登坂性能 :23%勾配
最高速度 :60km/h
充電時間 :5時間(AC100V)
乗車定員 :1名
「mibot」が走る未来の街のイメージ図
今回の正式名称発表に合わせ、広島を代表するクリエイターであり、世界で活躍するイラストレーターIC4DESIGNのカミガキヒロフミ氏による「mibotが走る未来の街」のイラストも公開された。
カミガキ氏のイラストは、「mibot」が当たり前に走る未来の街を生き生きと表現しており、その街にはmibotだけでなく大型の車両も共存し、多様化したモビリティが織り成す豊かな都市風景が描かれている。
ちなみに、カミガキ氏によると「くっすんガレージ」のYouTubeファンならニヤリとなる小ネタも入れているそうなので、どこに “小ネタ” が配置されているのか探してみると楽しいかもしれない。