2024年1月31日、「くっすんガレージ」で有名なYouTuber楠一成氏率いる「KGモーターズ」は、開発中のミニカー区分の超小型EV「ミニマムモビリティ」試作1号車の完成を発表した。2025年に300台の量産販売を目標に開発している

原付以上軽自動車未満「ミニカー」区分のモビリティ

今回発表された「ミニマムモビリティ」は、1人乗りの超小型車両区分である「ミニカー」(50cc原付エンジンを乗せたミニ自動車)規格で設計され、走る楽しさを追求した超小型EVだ。

画像: 軽自動車未満の超小型EVとして開発中

軽自動車未満の超小型EVとして開発中

80年代のポラロイドカメラをモチーフに、レトロでありながら近未来も感じさせる前後対称のデザインを採用。また、小型軽量であるため環境性能に優れており、ミニカー規格で車検不要、税金も安くコスパに優れた、チョイノリ用途のモビリティとなる。

ミニカー規格につき乗車定員が1名という制約はあるものの、ドア/エアコン付きで快適な走行を提供され、AC100Vの家庭用コンセントで充電することができる点が、他の市販EVにはない大きなメリットといえる。

5時間の充電で航続距離100kmを実現し、ソフトウェアはOTAでアップデートが可能という次世代の進化するモビリティを目指しているそうだ。

画像: 開発メンバーが5人という超少数精鋭のスタートアップである

開発メンバーが5人という超少数精鋭のスタートアップである

市販は2025年、100万円での提供を目指して開発が進められており、ミニカー区分だからこそ、既存の自動車メーカーでない一般人によるEVスタートアップ事業の先行事例として注目を集めていくことだろう。

【主要諸元 KGモーターズ ミニマムモビリティ】
全長×全幅×全高:2450×1090×1500mm
最高出力:5kW
航続距離:100km
車両価格:100万円(予定)

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